■業界初となる3電源対応!充電池でも動く
同製品はハンドルがついており、コンパクトで持ち運びがしやすい空気入れです。さらに同社の電動工具や園芸工具と共通の18Vリチウムイオン充電池、100Vコンセント、車の12Vシガーソケットの3種類の電源が利用可能。リチウムイオン充電池を使えば、コードレスでどこでも使用できます。
ただし、18Vリチウムイオン充電池と充電器は別売となっており、各7700円。本体の参考価格は1万6280円なので、少し割高に感じます。ふだんからブラック・アンド・デッカーの電動工具を使っていれば、同社の電動工具用18Vリチウムイオン充電池をそのまま使用可能です。
タイヤなどに空気を補充するのに最適なモードが、空気圧を設定して入れられる「高圧モード」。浮き輪などに最適な「高容量モード」も用意されています。吐出量のめやすは高圧モードが14L/分、高容量モードが400L/分。
最初に車のタイヤに空気を入れました。電池を充電してから、本体にセットし、高圧モード用ホースを取り出します。前面にグルグルと巻き付けられているので、取り出しも簡単でした。
最初に高圧モードで空気圧を設定しておきます。空気圧の表示単位はPSI、BAR、KPAの3種類で、液晶表示を見ながら中心にある空気圧設定ボタンで選びます。
車の適正な空気圧がよくわからなかったのですが、ドアを開けたところに表示されていました。それぞれ場所は異なるものの、車にはこういった適正空気圧がわかりやすい場所に表示されています。
家庭用最大クラスとなる160PSIの空気圧に対応。あらかじめ設定した空気圧になると空気をストップする自動停止機能も搭載しているので、入れすぎの心配もありません。
パネルの「+」を押すと空気圧の数値が上がり、「-」を押すと下がるので、適正空気圧を設定しておきましょう。我が家の自動車は、バルブの形状が「米式」でアダプタは不要でした。
ノズルをタイヤのバルブに取り付け、ロックをしたら電源スイッチを高圧モードに入れます。ガッガッガッガッと大きな音が続くので、静かな住宅地では少々近所の目が気になりました。
空気を入れている間は待っているだけなのでとてもラクです。充電池を使えば、コンセントの位置なども気にすることがなく、どこでも使えます。これなら女性でも手軽に空気を入れることができますね。