<&GP自作部>
最近、アウトドア業界では「ブッシュクラフト」と呼ばれるスタイルが流行っているらしいですね。流行に鈍感な私でも見聞きするくらいなので、アウトドア・キャンプ愛好家の間に定着してきたということでしょう。
さて、そのブッシュクラフトを象徴する道具といえば、やはりカッコいいナイフでしょうか。ナイフ1本でシェルターの支柱を削り、薪を作り、魚や肉を捌いて調理する。気分はロビンソン・クルーソーか、はたまたトム・ソーヤか…。野趣とロマンあふれるシーンです。
旅やアウトドア、日曜大工が趣味と仕事になっている私のガレージにも、たくさんのナイフがあります。旅先の金物屋や古道具屋をのぞくのが好きで、良さそうな品があるとつい買ってしまい、気がつけばナイフだらけになっていました。しかしどのナイフも、どこかの誰かが作ったもの。色々と眺めているうちに、
「これ、自分で作れるんじゃね?」
という考えが頭をよぎりました。そうなると、もうおしまい。どうやったら作れるのかばかりを考えてしまうのが、DIY愛好家の常。
とはいえ、木工DIYは何度もやってきた私ですが、前回「鉄筋焚き火ハンガー」で悪戦苦闘したように、金属DIYの経験はほとんどありません。
そんな素人でも「果たしてナイフを作ることは可能なのか?」
例によってグーグル先生にお伺いを立ててみると、出てくるは出てくるは、巷には金属プレートを削り出し、オリジナルナイフを作るDIYerが大勢おりました。
「これは俺も負けてられないぞ!!」
ということで今回は、金属DIY初心者の私が、初めて自作ナイフに挑戦してみました。
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