■お風呂バッグから撤収までアイデアいろいろ
濡れに強く、持ち運びやすいハンドル付き。道具の保管から洗い物、ゴミの分別ほかいろんな使い方ができます。
Sサイズには1〜2人分の着替えとタオルなどのお風呂セットが余裕で入ります。入浴後の濡れたタオルやシャンプーを無造作にいれて持ち運べますね。
水辺に遊びにいくときは、着替えと靴を入れて持っていき、帰る前に「タープバッグ」に真水をくんで足と水着を軽く洗い、そして「タープバッグ」におもちゃと水着をいれて持ち帰る…なんてこともできます。シンプルなデザインなので、街歩きに使っても悪目立ちしませんよ。
着替えや寝袋、スマホやモバイルバッテリーを「タープバッグ」に入れて持っていけば、雨の日のキャンプも安心です。クルマからサイトに移動させるときにうっかり濡らすのを防げますね。
自立するし汚れにくいのでキャンプサイトに複数並べてゴミの分別に役立てて。ハンドル付きだからそのまま収集場所に持っていけます。
ほかにも、食べ終わった食器を炊事棟に持ち運ぶ際にも重宝しますよ。
「タープバッグ」は持ち運べるだけではありません。置き場所に困る折りたたみ傘用の傘立てに。地面に置いて、いつの間にか傘がドロドロになって嫌な気分になるのを防げます。
キャンプサイトではスニーカーの保管、帰りにはドロドロに汚れたブーツや長靴を収納するなんて使い方も。ウェーダーやウェットスーツの収納にも使えそう。
湿気から守りたい薪、炭なんかの保管にも重宝します。薪のように重くて長いものは、自立するS、Mサイズのタープバッグでも不安定になりがち。上部を折り返すことでより倒れにくくなります。
収穫体験もキャンプの醍醐味。手に入れた泥付き野菜、みずみずしい花の持ち運びや保管にもタープバッグが使えます。
花や葉物野菜は水に浸けたくなりますが、タープバッグは完全防水ではないので、1日、たっぷりの水を入れっぱなしにしておくとじんわり染みることも。ボタボタ流れ落ちることはないけれど、テントの中など濡れて困るところでは水をいれっぱなしにしないほうが無難です。
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完全防水ではないし、ふたもありません。防水バッグとしては完全ではないかもしれませんが、でも、だからこそ自宅から街歩き、ビーチ遊び、キャンプまで、いろいろなシーンで使える器用さがあるんです。
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取材・文/大森弘恵
大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter