ザ ・ノース・フェイスの「ローリングサンダー」は噂に違わぬ名作でした

■なんとなくカッコイイだけじゃない

アウトドアのキャリーケースと言えば「ローリングサンダー」というくらい人気で、ブランドを代表するキャリーケースです。この「ローリングサンダー30」は、サイズ40×76×33cm、80Lと大容量。タフな素材や大きい収納スペースは、荷物が多いアウトドアシーンにぴったりで、身の回りの物だけでなくギアを入れるケースとしても使えます。多少の傷も気にないで使えるのはこのキャリーケースの魅力でしょう。

改めて便利だなと感じたのがこの4方に付いたハンドル。今回の一番の感動ポイントでした。このハンドルのお陰でトランクからの出し入れが格段にラクに。

パズルゲームのような緻密さが必要になるアウトドア時の積荷作業ではとても役に立つポイントで、縦横を気にせず積みこめるためデッドスペースをなくしやすくなります。

メイン収納部は仕切りのないオープンなスペース。テントや寝袋などの大きなものから、ポールなどの固いものまで収納できます。

ガバッと開くために荷物の出し入れがしやすいのも特徴で、蓋の内側はメッシュポケットに。小物収納として使うだけでなく、タオルや下着など布類を収納しておけば緩衝材にもなります。

バッグの上部にはシューズをしまえるマチ付きのファスナーポケットと、さらにその上には財布やスマホをしまっておけるアクセサリーポットが。

フロントのフラップにもファスナーポケットが付いています。このあたりはソフトキャリーならではの収納力です。細かく仕切られていない分、ユーザーの自由度が高く、さまざまなシチュエーションに合わせて使いやすくなっています。

【次ページ】ディテールにまでこだわりが

この記事のタイトルとURLをコピーする