無印良品の「壁に付けられる家具」を導入したら作業スペースが心地良くなりました

■インテリアのイメチェンも手軽

「壁に付けられる家具」シリーズは、オーク材のほかウォールナット材、タモ材(ミラー、フレームを除く)が用意されていますが、今回選んだのは明るめのオーク材。

デザインは至ってシンプルで、棚と三連ハンガーは直線の構成。フックは角丸の柔らかな曲線になっています。ほとんどのインテリアには合うのではないでしょうか。

■5分もあれば取り付け可能

内容物は、本体のほかに、専用固定ピンと専用フック、着脱用具が同梱。今回取り付ける3種類とも構成は同じです。

▲専用固定ピンを刺す時は、頭部にある△マークが上になるように

取り付けは、付属のピンで金具を固定するだけと簡単すぎ。こんなんで耐えられるのか不安になるレベル(もちろん問題ないのですが)です。まずはメインとなる棚の前に、石こうボードに三連ハンガーを取り付けて手慣らし。

1.「取付用ガイド」の紙を壁に貼る(サイズが大きい棚やハンガーのみ)。2.専用固定ピンを壁に刺し、専用フックを取り付けます(上写真の状態)。3.本体を専用フック金具に引っ掛けて完了です。ここまでわずか5分。一番時間がかかるのは、「取付用ガイド」の紙を水平に貼る作業です。

専用固定ピンは石膏ボード専用なので、ほかの壁の場合はネジで固定します。

さてメインの棚ですが、取り付ける壁は石こうボードではないので、「さら木ネジ」の2.7×20を使用。木ネジを使うと、なんとなく安心感もあります。

棚の取り付け方法も三連ハンガーと同じ、「取り付け用ガイド」の紙を壁に貼り付けてから取り付けますが、設置する際は、曲がらないよう注意が必要です。簡単に取り外せないネジを打ち込むので、水準器を使ってしっかり水平を取ります。

いよいよ「取付用ガイド」の紙を壁に貼って、専用フック金具を取り付けたのですが…。なんと、随分ずれてしまいました(涙)

やり直しが効かないので、左側を同じようにずらし、なんとか対応。

そして棚を装着すると…ちゃんと水平でホッとしました。水準器がない場合は、スマホのアプリを使って対応するのがいいかもしれません。

■机がスッキリ!想像以上のワークスペースが完成

今回はワイヤレススピーカーを置くのがメインの目的だったので、手持ちのスピーカーのサイズを調べてから購入したものの…。

なんとケーブルの位置まで考えておらず(本体背面下部の真ん中から電源ケーブルが!)、若干斜めに置かざろうえません。とはいえ、着座する方にスピーカーが向くので、強制的にベストポジションになりました!

机からスピーカーをどかしただけなのに、想像以上にスッキリしたし、音が下からではなく、上から聴こえるからこもり感もなく大満足です。

▲ワイヤレススピーカーではspotifyを聴いていますし、今どきCDを置くかは別ですが…

▲壁にいくつも棚を付けて、ちょっとずつ本を置くと飾りとしても良さそうです

棚は、幅44×奥行12×高さ10cmで、耐荷重は3kg。ちょっとしたモノしか置けませんが、そのちょっとしたモノを置けるのが最大のメリット。

例えば、CDなら1枚110g前後なので、CDのみなら約25枚。1冊450ページくらいの文庫本(上写真では一番左)が200g〜なんで、それよりも薄い本を含めると15冊程度は置ける計算です。

座った時にちょうどスピーカーが耳の高さに来る位置に取り付ける予定でしたが、きっちり測ってないので、想定よりも高くなりましたが、視線に入りにくいので良かったかもしれません。

上が机の上にスピーカーが置いてある状態、下が棚にスピーカーを置いた状態。どうでしょう? 棚がアクセントになって、見た目にもよくなりました。

しかもこのスピーカー専用のスピーカースタンドが定価1万3750円だということを考えると、その約7分の1で置き場を作れたのでお得感もあります!

今回は実用的に使いましたが、写真や絵画、フィギュアなどを飾るのもあり。シンプルなので、使い方は自由自在です。

【次ページ】あると便利なフックとハンガー

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