■リバーシブル&メッシュポケット付き
収納用のポーチが付いている「マーケットトートバッグ」。バッグを入れた状態でのポーチのサイズは縦12×横18×厚さ5cm。決してコンパクトとは言えません。重さは実測で約200g。軽くもないですね…。
普段、近所を出歩く際に使うグレゴリーのテールメイトS(容量8L)と比べても、そこそこのサイズ感。でも他に入れるのって財布と鍵とティッシュとハンカチぐらいだから、これぐらいは余裕かな。
収納ポーチは3辺がファスナーで開くようになっています。使ってみて分かりましたが、これ結構重要。2辺開いた状態にすると、バッグが入れやすいんです。適当に折り畳んでポーチ程度のサイズになったら押し込む。あとはハミ出た部分をグイグイ中に押しながらファスナーを閉めればOK。どうせシワが付くんだから、クシャクシャに入れても問題なし。収納しやすいって大事ですよね。
バッグの素材は、いかにもエコバッグといった210デニールのリップストップナイロン製。広げると縦32×幅60×マチ15cmとかなり大きい。ハンドル周が32cmあるので、男性でも余裕で肩掛けできます。しかもハンドルは幅広だから、重い荷物を入れても肩に食い込まない点がうれしい。そしてメッシュポケットが付いています。
このメッシュポケット、途中に仕切りがあり、ロゴの付いている右側は幅が狭く、左側は大きい。メッシュは伸縮するので、右には2Lのペットボトルを縦にして入れられそう。
しかもリバーシブル仕様。なので、メッシュポケットを内側にすれば、内ポケットのように使えます。ポケットの使いみちは…、たぶん使っているうちに見えてくるはず(笑)。
そして底部にはフック付き。収納ポーチを引っ掛けておけるのは助かります。
ここまで見てもらって分かるように、決してコンパクトになるとは言えません。「シュパット」のように簡単に小さくできるエコバッグもありますよね。でもこれぐらいであれば、常にカバンに入れておいてもじゃまじゃないギリギリのラインかなと。そもそも小さすぎるとカバンの中で迷子になる可能性が高い。片付けも、適当に畳んでも入れられるなら頑張れます(笑)。
それに、スペックも大事ではあるんですが、“常に持ち歩くこと”と“使うこと”の方がおそらく重要だと思うんです。使いたくなるデザインで、使い勝手も良く、サイズ感も許容範囲。そういう観点から見てたどり着いたのが、この「マーケットトートバッグ」でした。
まずはこれを使うことに慣れるのが大事。ということで、さっそくママチャリでスーパーに買い物に行ってきました。