簡単「自作タレ」で市販の焼き鳥をグレードアップさせてみた!

■焼き鳥をのせてスイッチを入れるだけ

「NEW焼き鳥屋台」は、幅225×高さ145×奥行135mmのコンパクトなサイズとなっています。筆者が普段食事をするのは折りたたみ式のミニテーブルなのですが、そんな小さなテーブルでも気兼ねなく使えます。

▲サイドバーに焼き鳥の串をのせて支えてくれる。脂受けトレイに水を入れ、そこに脂が落ちる仕組みだ

▲スイッチのオン/オフだけで、ヒーターの温度調節はできない。消費電力は650W

さっそく焼き鳥を焼き始めたところ、焼いている最中にほとんど煙は出ませんでした。もっとモクモクと煙が出るかと思っていたので、これはありがたい!

▲今回は自分で焼き鳥の串打ちをしてみたが、市販の串打ち済みの焼き鳥を使えば、もっと手軽に楽しめるだろう

焼き鳥自体は思ったよりも焼き上げるのに時間がかかります。大体10〜15分ほど焼いたと思います。その間に、焼き鳥のタレを用意していきましょう。

 

■基本の焼き鳥ダレはレンジでOK

最初に作ったのは、ニンニクを使った甘辛い味の焼き鳥ダレです。用意するのは、醤油大さじ3、砂糖大さじ1、みりん大さじ1/2、酒大さじ1/2、刻みニンニク少々。今回は筆者が愛用している「桃屋のきざみにんにく」を使いましたが、スライスにんにくでも構いません。

▲材料を耐熱容器に入れてよく混ぜる

すべての材料を耐熱容器に入れてよく混ぜたら、あとは500Wの電子レンジで2分ほど加熱します。なんとこれで完成! 軽くとろみがつけばいいので、時間は適宜調整してください。

焼き鳥の仕上げにタレを少しつけて焼くと香ばしさがアップ。皿に焼き上がった焼き鳥をお皿にのせてから、軽くタレをかければ完成です。

▲スーパーで買う焼き鳥と比べると、タレはサラッとしている。タレを付けてから焼くときは焦がしやすいので注意

実際に食べてみると、にんにくがしっかり効いていて、食欲をそそる甘辛さがたまりません! これはいくらでもビールが飲める予感。タレ作りに火を使わなくていいので、かなり楽チンにおいしい焼き鳥が楽しめます。

■ネギ塩レモンダレで味変を楽しむ

甘辛いタレもいいのですが、せっかくなら家ならではのオリジナルのタレ作りにも挑戦しました。次に作るのは、ネギ塩レモンダレ。用意したのは、小ねぎ少々、水小さじ2、鶏ガラスープの素小さじ2、ごま油小さじ2、レモン汁小さじ2、塩ひとつまみです。

▲焼き鳥に軽く塩を振っているので、タレに使う塩は少なめにした。鶏ガラスープの旨みがポイント

これは電子レンジで加熱の必要もなく、材料を混ぜ合わせるだけで完成。焼き上がった焼き鳥にたっぷりかけて食べましょう。

▲今回は砂肝とももの焼き鳥を用意したのだが、どちらにもよく合う

先ほどとは打って変わって、かなりさっぱりした味わいです。砂肝に合わせると肉の旨みが広がる感じがしますし、ももの場合は脂っこいのをスッキリさせてくれます。こってりからさっぱりへの味変をすれば、いくらでも食べられそうです。

【次ページ】コクのあるねぎ味噌ダレも試す価値アリ

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