■部屋ではなく「箱単位」で倉庫を利用できる
トランクルームといえば、部屋を丸ごと借りるので、コストがかかる印象があります。もっと手軽にトランクルームが使えるようにと、minikuraでは「箱単位」で倉庫に預けられます。さらに、預けた箱はオンライン上で管理できるのがminikuraのいいところ。
点数制限なしで20kgまでの荷物を詰め放題の「minikuraHAKO」は、月額1箱250円(税別)となっています。何を預けたか、中身をオンライン上で確認したい場合は、「minikuraMONO」を利用します。こちらは30点のアイテム撮影付きとなっており、1箱あたり月額300円です。
また、書籍専用の保管サービス「minikuraLibrary」では、撮影点数無制限の撮影付きとなっており、月額1箱450円です。家に漫画や本がたくさんあって、捨てたくない人にとっては魅力的なサービスだといえるでしょう。
ほかにも、服に特化したサービスもあり、衣類がシワにならないよう吊るして保管してくれる「minikuraCloset」(月額500円)、クリーニングと半年間の保管がセットになった「minikuraクリーニングパック」(6か月1万1000円)も選べます。この2つに関しても、送ったアイテムを撮影してもらえるので、オンライン上で預けた服を確認できます。
■箱の数を決めるのが意外と悩ましい
今回は「服」と「漫画」を預けようと思い、準備を進めました。まずは会員登録をします。住所、氏名などの必要事項を入力して会員登録を終えたら、利用するサービスの申し込みになります。
ここで悩んだのが、注文する箱の数です。今回は箱を開けずに管理してもらう「minikuraHAKO」と、1点ごとのアイテム管理が可能な「minikuraMONO」を利用するつもりでしたが、まずは箱をいくつ用意してもらうかを決めないといけないのです。
結局、注文した箱が多くて余りが出てしまいましたが、足りないよりは良しと思うことにしました。なお、箱はminikuraから送られてくるようになっており、サービス申し込みから翌々月の最終営業日までに預けると、箱代、預け入れ送料、初月保管料が無料になります。逆に、無料期間を超えると、各プランの月額保管料と同額の料金が一度だけ発生してしまうので注意しましょう。
■荷物を詰めて返送するとデータ化してくれる
ボックスが届いたら、荷物を詰めていきます。重さは1箱につき最大20kg 。服は預ける前にクリーニングしてから梱包するといいですが、それが面倒な人は「minikuraクリーニングパック」を活用してみてください。
「minikuraHAKO」と「minikuraMONO」は、箱のサイズが3種類から選べます(容量はどれも同じ)。実際にどの箱にどれくらいの荷物が入るのかを紹介すると、レギュラーボックスには、ニット帽2つ、セーター3枚、厚手のコート1枚、大きめのショルダーバッグ1点、リュック1点が入りました。ワイドボックスには、コート5枚、厚手のマフラー、ファーのマフラー。ブックボックスには、コミックス42冊が収納できました。