2つ目は、「Appライブラリ」画面ができたこと。ホーム画面右端のページのさらに右に表示されます。ここにはインストールされているアプリが自動的にカテゴリ別に整理されており、手動でのカスタマイズはできません。なお、上部の検索欄でアプリを絞り込んで表示することが可能です。
3つ目は、アプリやページの非表示が可能になったこと。2つ目のAppライブラリはこの3つ目の機能と連動することで意味を成します。編集モードからアプリを消去する要領で、ホーム画面から非表示にする操作を行います。なお、ホーム画面で非表示にしたアプリも、Appライブラリ画面からは消えません。
また、編集モード画面で下部の点のアイコンをタップすると、ページの一覧画面が表示されます。この状態でチェックを外すことで、ページのアイコンの配置を保存したまま、ページを一時的に非表示にできます。チェックをつければ再表示も可能。
こうした新機能によって、例えば、片手操作で手が届かなかった画面上部をウィジェットの情報表示で有効活用できるようになったり、特定のシーンでしか使わないアプリを整理したページを非表示にしてホーム画面をスッキリ整えられるようになったりするでしょう。
2. YouTubeを見ながらLINEとかもできそう
iOS 14では「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能が使えるようになります。動画再生やビデオ通話中に、その映像を小さいウィンドウで表示しておき、別のアプリを使えるのです。例えば、動画を再生しながら別のアプリを起動したり、マルチタスクが行いやすくなるでしょう。試しにSafariでYouTubeを全画面表示した状態でホーム画面に戻る操作をしたところ、ピクチャ・イン・ピクチャが有効になりました。
うっかり動画見てるときに友人とLINEが盛り上がったすると画面切り替えが面倒だったので、これは期待したいところ。FaceTimeでビデオ通話をしながらメモを取りたいという人にも便利ですね。