■バックパックに詰めていく道具は?
夏のキャンプは暑さが敵! いかに快適に過ごせるかがポイントですが、持っていくものは、バックパックに入る、つけられるというのが前提です。
1.暑さの最大の敵、日差しから守る軍幕
東ドイツ軍テントシート
軍幕は生地が厚く、実は遮光性が抜群なんです! ちょっと無骨過ぎて、近寄り難く、社交性に難があるかも知れませんが、それは貴方次第!笑
ちなみにこの写真は2枚を使って張っているのですが、下の方の幕の後ろ(写真では右下部分を少し浮かせて張る事によって、風を通りやすくしており、夏でも快適に過ごせる張り方です。この張り方については次回紹介しますので、ご期待ください。
2.夏の自然界で手に入らない氷を守るボトル
Pelican ボトル 64oz
バックパックだけでキャンプに行く時は、Pelicanの64ozボトルを持っていきます。食糧はバックパックに入るくらいのソフトクーラーに凍らせておいた食糧を入れて持っていき、氷はこのボトルに入れて持っていくわけです。
氷だけは夏の自然界では作り出せませんからね!!このサイズで約1Kgの氷が入ります。冷たいお酒を飲むために持っていくので、1泊2日で氷は使い切りますけど、実験してみた結果、あんまり開け閉めしなければ、夏でも数日氷は残りますよ!
■虫が多い季節に気持ちよく寝るための蚊帳
Snugpak ジャングルモスキートネット
寝る時にはこの蚊帳を張ります。寝る時は、幕をフルオープンにしますが、さすがに虫にお顔をなでなでされたら、嫌なので!笑
この蚊帳は、下が空いてるタイプで、かなり広くがり、自由に形を作れるので気に入ってます。しかも、しまう時にはコンパクトになって便利です。
■夏でも虫から体を守ってくれる靴下
Sockwell 靴下
以前、蚊帳の中に裸足で寝ていたのですが、蚊帳に足が触れていたらしく、思いきり蚊に刺されており、眠気と痒さと戦った夜がありました。
最悪です。それ以来、キャンプでは靴下を履いて寝るようになりました。
愛用しているのは、メリノウールとバンブーレーヨンを組み合わせて紡績しているらしいSockwellのソックス。メリノウールとバンブーの組み合わせによって、相当な抗菌力、防臭効果があるせいか、1日中キャンプしていても、次の日本当にまったく臭わないのです!!
■地面から少し浮いて寝る事によって地熱をカット
Helinox タクティカルコット
地熱から体を守るのはもちろん、風通しがいいので熱い夏でも涼しく寝れます。ちなみに私は、身長173cmで体重が約80Kgなのですが、このハリ感は最高で、本当に気持ちよく寝られるので、家でもソファーベット的に使ってます!!
コンパクトに収納可能なので、バックパックキャンプでも、外付けすれば、持ち込み可能です!
■【番外編】虫から身を守る焚き火
直火
私は、蚊取り線香をキャンプにあまり持っていきません。ほとんどのキャンプの熱源を焚き火で賄うので、焚き火で十分だからです。
焚き火は当然、夏は暑いので、熱源としてだけ考えるとガスやガソリン、またはアルコールストーブなどで調理した方が暑さ対策になるのかも知れませんが、焚き火の煙は、最大の虫除けになるんです。特に、乾燥してない薪から出る煙を体に浴びておくと、本当に効果的です!
道具ではないので番外編にしてありますが。
* * *
いかがでしたでしょうか?
バックパックキャンプでも十分に夏の暑さをしのげる道具がたくさんありますよね?
バックパックのメインコンパートメントはこのような感じです。
蚊帳、枕、タオル、トイレットペーパー、食糧を入れるためのソフトクーラー。夏は寝袋はいらないので、代わりにブランケットで寝ます。ちなみに、寝袋の方がコンパクトになるんですけどね!笑
バックパックの下に、コットと、今下に敷いているシートをくくりつけて、ブランケットはサイドに外付け。軍幕は写ってませんが、バックパックの上にくくりつけます。
このような形で収納すれば、バックパックでも、夏を快適に過ごせちゃいます!!
>> 連載 [不自由を自由にする野営スタイル]
(文・写真/RYU)
RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」
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