和を感じる桜のスイーツ
虎の門ヒルズのアンダーズ 東京1階にあるペストリーショップでは、その名も「さくらのスペシャルスイーツ」がお目見え。
今年の春は和のテイストや桜の香りを満喫できる感じるスイーツ6種類が登場。
例えば、1口サイズのマカロンは桜餅の味をイメージして作られました。ホワイトチョコレートのベースに桜クリーム、アクセントに桜の塩漬けを使っています。
このほか、桜のペーストを練り込んだ「さくら ロールケーキ」(500円)や、桜ゼリー、苺のコンポート、桜シロップに漬け込んだスポンジケーキ、ラズベリーのメレンゲ、桜のカスタードクリーム、白桃のゼリーが層になった「さくら トライフル」などが4月30日までの期間限定で販売中です。
とびきりの想い出となる春をプレゼント
帝国ホテル 東京のホテルショップの「ガルガンチュワ」ではお祝い事の多い春に期間限定で桜のタルトとプリザーブドフラワー製のリースをセットにしたスイーツ& フラワー「ブロッサム」 がお目見え。
「桜のタルト」は桜の花の塩漬けとうぐいす豆を加えて焼き上げたタルトの上に、フレーク状にした桜色のクッキー生地をトッピング。セットになった華やかなプリザーブドフラワー製のリースは第一園芸制作のもので、半永久的にこの美しさを愉しむことができるので、記念すべき新入学や新生活への贈り物にぴったり。
タルトを食べたあとでも飾っておけますよ。この商品は数量限定で4月30日までの期間・数量限定での販売で、全国への配送もOKだそうです。「桜のタルト」(4320円)だけでの購入も可能。
人気スイーツが期間限定で桜色に染まる
東京會舘の人気スイーツ「マロンシャンテリー」は、約65年前に誕生した伝統のスイーツ。美しく飾られたクリームのなかには裏ごしした栗がたっぷり。春限定で登場する「マロンシャンテリー さくら」は、桜風味の淡いピンク色の生クリームで飾り付けています。いつもの格調高いマロンシャンテリーに華やかさも加わって、春のホームパーティのテーブルにぴったり。
現在本館は改装工事中のため、販売は浜松町東京會舘 レストラン レインボー、銀座スカイラウンジなど5店舗で行われています。詳しくはWebをチェックしてみて。
二十四節気のなかの桜を愛でる
三越日本橋本店の地下に3月16日にオープンしたばかりの「自遊庵」は、日本古来より伝わる四季を更に細かく表現した二十四節気に合わせてメニューが変わる店舗。イートインやテイクアウトで楽しめる季節の味わいが提供されています。初回となる4月5日までのテーマは「桜」。
洋の食材であるマスカルポーネチーズと和の食材の白あんを重ね、その上に透明のゼリーと桜の花をのせた和洋折衷のスイーツです。チーズとあんこ!?という驚きの組み合わせですが、ちょっとくせになる美味しさ。
3月30日から4月5日には「ラ・ロシェル」の坂井宏行による「ムッシュ特製の極上ローストビーフと旬彩御膳 」(1折 1620円)、「人形町 関山」の「 春のあられちらし」「さくら折」(各1折 972 円)、「菓匠 青柳正家」の 桜もち( 5 個入 864 円)が並びます。
カジュアルに食べられる桜フード
持ち寄り型のお花見の席に持参するものって毎回悩むところ。もし小学生以下のお子さんがいるのならば、カジュアルに食べられるフードがおすすめです。
ル パン ドゥ ジョエル・ロブションの渋谷ShinQs店限定で販売しているのが「桜ドッグ」。
桜の葉が入った生地を使っていて、桜の香りをたっぷり感じることができます。トッピングには塩漬けにした桜の花と葉を使い、パンからはみ出す長さのジューシーなソーセージとの組合せは幅広い世代に喜ばれるフードです。
この季節限定の華やかな一品を手土産にしてみてはいかが?
※本記事に記載の価格はすべて税別です。
(文/北本祐子)
大阪府生まれ。IT系出版社勤務をしながら、2000年よりデザート番長としての活動を開始。2008年にフリーランスとなり、新聞・雑誌・Web媒体などで主に最新トレンドに関する取材・執筆を行う。著書に『がんばる私にごほうびスイーツ』(大和書房刊)がある。
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