<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
キャンプに持っていく道具の中で、お気に入りだったり、よく使ったりするものは多々あります。たとえば、初キャンプの時に購入した赤ガスが使えるコールマンのピーク1やホットンのビリー缶、最近出番が多いYOKAの焚き火台に、使い勝手抜群なSOTOのFUSION ST-330など。新旧さまざまですが、逆にお気に入りが見つからなくて困っているものがありました。
それが、野外でコーヒーを抽出する道具。
というのも13年前に某コーヒー機器メーカーで豆のことから抽出、焙煎技術までを学んで以来、抽出と焙煎にどっぷり。アウトドア用の道具もたくさん出ているのですが自宅と同じ感覚でドリップできるようなものがなかなか出合えていなかったんです。だから、普段のキャンプでは、スケール、サーバー、ドリッパー、ドリップポットは、自宅で使っているものと同型のものを携行。
ところが、キャンプも大人数で行けないし、この冬はソロキャンプに集中しようかなと思ったわけです。
となると、荷物を絞らなければなりません。幸い手持ちのキャンプ道具はほとんどソロ用なので問題はないのですが、難しいのがドリップ用のポット。単に小さければいいわけではなく、細く、長く、湯量を上手にコントロールできるものでなければ、自宅同様の感覚でドリップができません(もはや自己満足の世界ですが…)。
目に止まったのが、ハイマウントの「ミニドリップポット300ml」(2970円)です。普通のドリップポットをそのまま縮小したような形状で、ネックも細く注ぎやすそうなので、早速使ってみました。
ステンレス(2750円)もありますが、購入したのはブラック仕様。タカヒロのドリップポット「雫」のマットブラック仕様のような、ブラックにそそられました。
右が普段アウトドアに持っていくユキワのドリップポットM-5で、左がハイマウントのミニドリップポット。大きさの違いは歴然。重さも約300g違います。