■耐久性抜群のステンレス製でキャンプ向き
本国ではチタン製とステンレス製が販売されているようですが、チタンのメリットは素早く冷えて撤収が楽、ステンレスはチタンより重量があるけれどもタフだということ。ゆったり過ごすキャンプではステンレスで十分なようです。
12.7×19×0.95cm、907g。しっかりとした収納袋に入っています。ファイアスティックで遮熱板を押さえる収納方法で、がたつきは一切ありませんでした。
広げるとこのとおり。細かなパーツはありません。厚めのステンレスを使っているので、火を入れたあとのゆがみが少ないのもうれしいですね。
*写真左のファイヤースティックは、「Stove Gen2」では2本、「ボックスセット」には4本付属されています。
■マルチに使えるファイヤースティック
広げるだけで9割完成する「Stove Gen2」は、不器用さんでも楽に組み立てられます。それに、ファイヤースティックはいろいろな使い方ができるオンリーワンのパーツです。
周囲4面と底はヒンジでつながっています。だから組み立ては広げるだけ! これは便利。説明書などなくても直感的に組み立てられるでしょう。
それにヒンジもネジを使っておらず、高火力にさらされても大丈夫な耐久性を誇ります。
底の下に遮熱板兼灰受けを差し込みます。さすがに隙間はわずかしかないので卓上での使用は厳しそう。
ファイヤースティックを一番下の穴に差し込み、灰受けを一段上げれば空気量を調整するダンパーになります。
ファイヤースティックはゴトクとして使えます。片側がコの字状に曲がっていて、反対側は小さな膨らみがあるため、「Stove Gen2」の上部に載せても抜けることはありません。
それに写真中央に細長いスリットが入っていて、ここにファイヤースティックのコの字部分を引っかければ熱い本体を移動させられます。
ほかにも側面の穴にファイヤースティックを突き刺せば、アルコールストーブを載せる台にもなります。細い棒ですが驚くほど機能が詰まっているんです。
ゴトクにすると、底の小さなシェラカップを安定して載せられました。ダッチオーブンだって載せられるので、焚き火料理好きも安心です。
もちろん、ファイヤースティックは串としても使えますよ。