■面倒なドラムロールUIでの入力をしなくて済む
一部のアプリで、ドラムロール式のUIを使わなくて済むようになったことも嬉しい改良点です。
例えば、「カレンダー」アプリの新規予定作成で日付を選ぶときや、「時計」アプリでアラームの時刻を設定する際などに、従来はドラムロールをぐるぐると回転させなければなりませんでした。しかしiPadOS 14では、これらがカレンダー上での指定になったり、数字の入力に対応したりしています。
■オートメーションを活用しよう
作業の自動化に挑戦したい人は、「ショートカット」アプリ内にある「オートメーション」機能のトリガーが増えたことも覚えておきましょう。
たとえば、電源に接続したタイミングで指定の動作を行えるようにカスタマイズできます。
デスクに到着し、電源に接続したタイミングでいつものウェブサイトが起動するようにしたり、リビングで充電したタイミングでプレイリストが再生されるような設定に挑戦してみると面白いかもしれませんね。
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紹介した以外にも、iPadOS 14では、メッセージアプリの進化やSiri・着信通知のコンパクト化など、重要なアップデートがあります。こちらについてはiOS 14のベータ版を紹介した既報で解説していますので、気になる場合には確認してみてください。
>> 「iOS 14」でiPhoneでもホーム画面にウィジェットが置けるって
また、iPadOS 14全体でのアップデートについて確認したい場合には、公式サイトからチェックしてみてください。
<文/井上 晃>
井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter
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