幻の名車も!スバルファンミーティング2016は悶絶の連続だった!!

1990年代の“WRC黄金時代”の活躍に魅了されたことがきっかけで、スバルファンになったという人はかなり多いんです。そこで今回のイベントでは、初代レガシィに始まるWRC参戦マシンを5台も展示されていました。

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中でも、1998年のサンレモラリーに参戦したインプレッサ(GC8型WRカー/コリン・マクレー搭乗車)は、デモンストレーションランを実施。同時期にスバルのマシンを駆ってWRCに参戦していた新井敏弘選手による激走に、往年のファンは号泣! 恍惚とした表情でマシンを眺める多くのファンの姿が見受けられました。

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ほかにも、2013年のニュルブルクリンク24時間耐久レースへ参戦したインプレッサや、現行型「WRX STI」の全日本ラリー参戦車などもデモランを実施。スバルのモータースポーツ活動にかける思い入れの強さを実感させてくれる、充実のプログラムでした。

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さらにオーバルコースでは、高速走行テスト車両の同乗走行体験を実施。実際のテストさながらの速度(200km/h以上!)での現行型WRX STIの走りを体験でき、抽選で選ばれた幸運な参加者たちは、すさまじく興奮していたのでした。

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このほか、スバルの開発陣とスバルファンが直接対話できる場として、トークショーやセミナー系のプログラムを多数開催。ラリー/レースの現役参戦ドライバーや、現行モデル6台の開発責任者らのトークショーも、他のイベントとはひと味違う内容で盛り上がりました。

中でも、実験棟内で実施された「スバルDNAセミナー」では、エンジンの開発主査やデザイン部の部長らが解説。「スバル車のことを深く知りたい!」と欲するスバルファンにとっては垂涎モノの内容で、極めてマニアックなトークが交わされたのです。

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そして、イベントの最後には、参加者たちの愛車によるパレードランを実施。WRCに参戦したWRカーと“世界速度記録”を達成した初代「レガシィRS」を先頭に、スバル360やスバル1000といった往年の名車から、希少な限定車、そして、観客たちの笑いを誘うユニークなカスタマイズ車まで、1000台以上の新旧スバル車による大行列は、まさに壮観のひと言!

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スバリストの間では「初代WRXのアプライドB型だ!」など、各車の“マニアックポイント”に関するトークが自然に展開されるなど、いつまでも見飽きることのない光景が展開されたのでした。

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会場を後にする参加者を見送るスバル関係者と、それに応えるスバルファンの笑顔から、今回のイベントが大成功を収めたことを実感。

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今回、参加できなかったスバリストの方々、本当にお気の毒です! しかし、第1弾が見事に大成功を収めたことで、今後もこうしたファンとの交流イベントが、継続的に実施される可能性は非常に高くなったといえるでしょう。今後、スバルがどんなファン交流イベントを企画してくれるのか、今から楽しみです。

(文/マリオ高野 写真/雪岡直樹、マリオ高野)

 

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