Turk(ターク)は最強か?キャンプに持って行くフライパンは何を重視するかで変わる!

■キャンプでのフライパンの選び方

私は「肉を美味しく焼く!」という点をフライパン選びの最重要テーマにした結果、タークの24cmにたどり着きましたが、選ぶ基準は本当に人それぞれです。

まず、フライパンに使われている素材ごとにメリットデメリットを紹介。その上で、フライパン選びの心得を解説します。

【アルミ】
○:軽くて耐食性に優れている。熱伝導が高くて、値段が安い。
×:耐熱性が低い。融点が660℃で、高温に弱く焦げやすい

【ステンレス】
○:耐食性が高く、丈夫でサビに強い。メンテナンスしやすい
×:食材がくっつきやすく、重い

【チタン】
○:超軽くて耐久性が高く、サビに強い。保温性が高い
×:熱伝導が低く、焦げやすい。値段が高い

【鉄】
○:熱伝導が高く丈夫で、焼き加減の調整が簡単
×:耐食性が低くサビやすい。とにかく重くて嵩張る、値段が高い

【テフロン(フッ素)加工】
○:焦げ付きにくく、メンテナンスが簡単
×:耐久性が弱く、テフロンが剥がれる。強火を使えない

メリット・デメリットを見ると、万能なフライパンというのが、なかなかないのです。

人数は何人で行くことが多いのか? 移動手段とキャンプサイトは? 車を横付けできるようなところか、少し歩くのか? フライパンで何を調理するのか?

なので、自分が何をフライパンに求めるのかを決めましょう!

炒め物や、焼き物をメインに考えるならば断然、鉄です。間違いなく、一番おいしく焼けます。

しかし、軽さを求めて、焼き加減は腕で勝負するなら、もしくは、焼き物よりも、パスタとかを作って、最後に軽く炒めるような調理だけなら、チタンでしょう。

今まで色々と説明をしてきましたが、フライパン選びで大切なことは、フライパンで一番何を重要視したいかを決める!

・どんな料理をするのか?
・料理をおいしく食べたいのか?
・重量をとにかく軽くしたいのか?
・長く使えるものを使いたいのか?
・コンパクトさを重視したいのか?
・何人で行くことが多いのか?

これを決めれば、どの素材のどれくらの大きさのフライパンがいいのかが分かります。ぜひ自分のキャンプスタイルに合ったものを選んで、キャンプ飯を楽しんでください。

>> 連載 [不自由を自由にする野営スタイル]

(文・写真/RYU

RYU/横浜元町ミリタリーキャンパー

RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」

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