何が届くか分からない!おやつのサブスクの魅力は“お楽しみ感”にありました

■100種類以上のお菓子からランダムで届く

スナックミーは、毎月変わる100種類以上のお菓子から、食べきりサイズ(20〜30g)のお菓子8個が入ったBOXが届くおやつ定期便サービス。1箱1980円で、届く頻度は「2週に1回」と「4週に1回」のどちらかに設定できます。私は毎日おやつを食べたいので、2週に1回を選択。この場合、1箱あたりの値段が50円オフになります。

▲届く頻度やスキップの設定は、公式サイトの「マイページ」からいつでも変更可能。足りなくなったらBOXを追加注文できる「追いスナックミー」制度もある

公式サイトには「うきうき、わくわく。どんなおやつが入っているかは箱を開けてのお楽しみです」と書いてありますが、このランダム性が心配の種でした。というのも私は苦手な食べ物が多く、なおかつ「果物は好きだけどドライフルーツは嫌い。でも砂糖漬けにしたら食べられる」といった面倒な好みがあるのです。

「8個全部が苦手なものだったらどうしよう」と怯えていたのですが、公式サイトで細かく食の好みや苦手なものを設定できると知ってひと安心。「クッキー」「チップス」など好きなおやつのジャンルを設定できるのに加え、嫌いな食材や苦手な味覚を設定してそのおやつが届かないもしくは届きにくいようにできるのがうれしかったです。

▲「避けたい成分」も指定できるので、アレルギーがある人やヴィーガン、グルテンフリー・ダイエットをしている人も安心

また、万が一食べられないものが届いた場合は、次回の決済時に利用可能なポイントが付与される「スナック保証制度」もあるとのこと。ただし、上限は1箱につき300ptまでで、「おいしくなかった」「口に合わなかった」などの理由は対応してもらえないので注意が必要です。

 

■「ギルトフリー」ながらハズレがなく大満足

申し込みから2日ほど経ち、いよいよBOXが届きました。ちなみにBOXは、原則ポストに投函されるので、日中外出して荷物が受け取れないという人も安心です。

箱を開けるときは、「本当に苦手なものは入っていないかな?」「どんなお菓子が入っているかな?」とドキドキワクワク。まるでプレゼント箱を開けるような気持ちで開封しました。もちろん苦手と設定した食べ物は入っておらず、好きな焼き菓子や甘いナッツ類が多く入っていたのでうれしくなりました。

▲今回届いたのは、「メープルフィナンシェ」や「クリーミーウォルナッツ」などの甘いお菓子5種類と、「そら豆チップス」などしょっぱいお菓子3種類

待ちきれなくなってさっそく試食。人工添加物だけでなく、白砂糖も使わないという「ギルトフリー」が持ち味ということで、やはり素朴な味なのかなと思いきや、いずれのおやつもしっかりと甘みや塩味などを楽しめました。特に「そら豆チップス」はパンチの効いた味でびっくり。おつまみとして食べるのも良いかもしれません。

▲おやつの種類によるが、1パックごとの内容量が多くて食いしん坊な私でも満足できた。噛みごたえのあるおやつが多いのも要因かも

マンネリ化を解決する目的でスナックミーを利用しましたが、スナックミーのお菓子の魅力はやはりギルトフリー。「健康的なおやつを食べたいけど、どれが正解かわからない」という人や、「ダイエット中の間食がワンパターンで飽きた」という人にオススメできるサービスかなと思います。

 

■専用アプリがないので不便な一面も

スナックミーのきめ細かいサービスに感動しきりなのですが、一方で「専用アプリで管理できたら便利なのに」とも思いました。現在、スナックミーは発送日の連絡をメールで、配送頻度の変更やおやつの評価などは連携を済ませたLINEで管理しています。

▲スナックミーとLINEアカウントを連携すると、トークルームからマイページにジャンプできる

使い慣れたLINEと連携しているのは便利なのですが、ほかの通知で埋もれることが多いので専用アプリで一括管理ができればもっと楽かなと思います。加えて、追加で注文できるとはいえ、毎日間食する筆者にとって1箱8パックは少ないかも…。値段はアップして全然OKなので、1箱16パックくらいの食いしん坊向けサービスがあればもっとうれしいです。

*  *  *

届いたおやつはもう既に食べ尽くしてしまったのですが、どれもおいしくて大満足でした。「8個で1980円は高くない?」と思うこともありましたが、やはりランダムでお菓子が届く「お楽しみ感」は魅力だなと感じます。子ども時代、「今日のおやつは何だろう?」とワクワクしながら家に帰るときの感覚を思い出すようでした。社会人になってからは、おやつは「ただ小腹を満たすだけのもの」という感覚でしたが、おやつ定期便を利用することで、「おやつタイムは特別な時間、自分へのご褒美」という感覚を取り戻せた気がします。

>> スナックミー

<取材・文/山﨑理香子(TEKIKAKU)>

山﨑理香子|1997年生まれ、新潟県出身。編集プロダクション「TEKIKAKU」に所属。ライターとしてスマートフォンや雑貨、グルメなど広い分野の記事を執筆している。「推理小説」と「カレー」と「お昼寝」が好き。

 

 

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