【ベンツGLE試乗】設定はディーゼルのみ!スパルタンな“ゲレンデ”に飽きたらコレ

「『ゲレンデヴァーゲン(=「Gクラス」)』はカッコいいし、タフで頼りになるけれど、もうちょっと運転がラクでラグジュアリーなクルマはないの?」

そんな声に応えるべく、メルセデス・ベンツはここへきて、いわゆるSUV/クロスオーバー系のラインナップ拡充を急いでいます。

そして、すでに「Aクラス」をベースにした「GLA」、「Cクラス」ベースの「GLK」改め「GLC」、SUV/クロスオーバーの「Eクラス」に相当する「Mクラス」(車名は「ML」)改め「GLE」、そして、間もなく輸入が始まるであろう、フラッグシップサルーンの「Sクラス」に相当する「GLS」(現「GL」)をラインアップするに至りました。

ついこの前まで、メルセデス・ベンツのSUV/クロスオーバーといえば、ヘビーデューティなGクラス、アメリカで生産されるMクラス、その派生車種にしてミニバン系の「Rクラス」、新しい世代ではGLKにGLと、いささか分かりにくかったのも事実。

でも、これからは大丈夫です。「ミドルクラスのSUVが欲しいんだけど…」という人は、ストレートにGLEをチェックすればいいわけです。

そんな、メルセデス・ベンツの中堅SUVたるGLE、果たしてどんなクルマなのでしょうか? さっそく乗ってみました。

 ■それなりに巨体だが運転は思いのほかラク!

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