■スペック上のサイズが最も小さいのはiPhone 12 mini
まずは、スペックシートで大きさと重さを比べてみました。
▼iPhone 12 mini
本体サイズ:H131.5×W64.2×D7.4mm
重量:133g
▼Xperia 5 II
本体サイズ:約H158×W68×D8.0mm
重量:約163g
▼Galaxy S20
本体サイズ:約H152×W69×D7.9mm
重量:約163g
▼Google Pixel 5
本体サイズ:H144.7×W70.4×D8.0mm
重量:151g
本体が最も小さいのはiPhone 12 mini。さすが“mini”というだけあり、ダントツの小ささです。重さは133gですが、これはガラケー並みの軽さ。ポケットにも収めやすく、長時間手に持っていても疲れないこと請け合いです。
■横幅が70.4mmのPixel 5が意外に持ちやすい!?
続いて、片手で持ったときのホールド感や操作のしやすさを比べてみました。ただし、手の大きさや指の太さなどは人によって結構差がありますよね。筆者は、やや手が小さいほうなので、成人男性として標準的だと思われる手の大きさの友人にモデルになってもらい、4モデルの収まり方を比べてみました。
最も小さいiPhone 12 miniは、手のひらでガッツリと掴めて、周囲にいる人からもminiを使っていることは一目瞭然でしょう。コンパクトな分、ノッチの広さが気になる人がいるかもしれません。縦に長くてスリムなXperia 5 IIは、手にしたときの安定感が◎。Galaxy S20とPixel 5は、一般的なスマホよりもひと回り小さく、 “数年前のスマホ” のようなサイズ感。Galaxy S20は、この小ささに6.2インチのディスプレイを搭載。画面の見やすさも求める人には、大きなアドバンテージと言えるでしょう。
持ちやすさは、ボディ形状と背面パネルの質感によっても差が出ます。
iPhone 12 miniはフラットな板状で背面はツルツル。Xperia 5 IIもフラットな板状で背面はさらにツルツル。雑に扱うと落としてしまいそうです。Galaxy S20は正面・背面ともにエッジが丸くなっていて手に馴染みやすいことが特徴。背面パネルはツルツルしています。持った感が唯一違ったのはPixel 5。ボディにリサイクルしたアルミニウム素材を使っていて、背面はザラザラしています。指紋が付かず、うっかり落としてしまうことも少なそうです。
実は、筆者が個人的に最も持ちやすいと思ったのはPixel 5。スマホの横幅は70mm程度がちょうどいいのかもしれません。みなさんも、お店に行った時に、複数のスマホを持ち比べて、自分にとってのベストサイズを見極めてくださいね。