■ディスプレイの使い勝手がいいのはXperia 5 II
次に、ディスプレイの見やすさを比べてみました。4機種のスペックは下記の通り。
▼iPhone 12 mini
画面サイズ:5.4インチ
解像度:2340×1080
▼Xperia 5 II
画面サイズ:約6.1インチ
解像度:2520×1080
▼Galaxy S20
画面サイズ:約6.2インチ
解像度:3200×1440
▼Google Pixel 5
画面サイズ:6.0インチ
解像度:2340×1080
コンパクトなスマホは、必然的にスクリーンも小さくなります。その結果、1画面に表示できる情報量も少なくなります。そこで「&GP」のトップページを表示して、どこまで表示できるかを比べてみました。

▲左からiPhone 12 mini、Xperia 5 II、Galaxy S20、Google Pixel 5
縦横比が21:9のディスプレイを搭載するXperia 5 IIが、最も多くの情報を表示できました。画面を2分割して2つのアプリを同時に使うマルチウィンドウの利用にも適していますね。

▲最も画面が小さいiPhone 12 miniは、画面の隅々まで指先が届き、コントロールセンターを表示しやすいのが利点

▲画面が縦に長いXperia 5 IIは通知パネルを表示させるには、本体をつかむ位置を変える必要がある

▲Xperia 5 II(左)とGalaxy S20(右)は、画面表示を縮小する「片手モード」も搭載。iPhone 12 miniとPixel 5には、この機能はないが、キーボードを片手で操作しやすいサイズにできる機能はある
なお、Xperia 5 IIとGalaxy S20は、リフレッシュレート(画面の更新速度)を120Hzに設定できることも利点。素早いタッチ操作が求められるゲームにも有利でしょう。なお、iPhone 12 miniとPixel 5は従来通りの60Hzです。

▲Xperia 5 IIは画面がワイドで、リフレッシュレートを120Hzにもできるので、ゲームを存分に楽しみたい人にも適している

▲iPhone 12 miniでも快適にゲームをプレイできるが、指で画面が隠れる部分が多い