EVなのにガツンと来る!アウディ「e-tronスポーツバック」の走りはスーパーカーも真っ青

2020年の春以降、コロナ禍の欧州市場で異変が起きた。EV(電気自動車)の販売台数が突如として増えたのだ。特に7月以降は“急増”といっても過言ではない伸びで、7月から9月にかけて5万4170台を販売したドイツなどは、前年同時期に比べて3.2倍もの売り上げを記録。イギリスやフランスも同2.7倍と好調だ。

欧州自動車工業会のまとめによると、欧州全体におけるEVの販売台数は同2.2倍になったという(ちなみに同時期、西欧18カ国では純粋なエンジン車がシェアを落とす一方、ハイブリッド車は1.9倍、プラグインハイブリッド車は4.1倍と伸び)。いずれにせよ2020年の夏、欧州の新車販売においてEV比率が高まったことは間違いない。

そんな欧州の最新EVは果たしてどんな魅力を秘めているのか? その実力と現状を、最新モデルであるアウディ「e-tron(イー・トロン)スポーツバック」に乗って確かめた。

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