■シンプルでカッコよくて品がある
カナダ発のアークテリクスは、ビームスと継続してコラボするなどファッションアイテムとしても人気のアウトドアブランドです。中でも、デイパックはストリートやカジュアルスタイルにマッチする「アロー」、ビジネスでも人気の「ブレード」、そしてカジュアルにもビジネスにも使いやすい汎用性の高いデザインが魅力の「マンティス」と、一度は使ってみたい憧れのバッグがたくさん。
「マンティス26」はユニセックスに使えるシンプルで洗練されたデザインと高機能さが魅力。また、防水性は劣るものの、近い容量の「アロー22」と比べて約1万円もお手頃価格なのはうれしいポイント。
合わせたのはユニクロの「2way ステンカラーコート」(1万989円)に「エクストラファインメリノタートルネックセーター」(3289円)、「セルビッチレギュラーフィット ストレートジーンズ」(4389円)。そしてGUの「コーデュロイCPOシャツ」(2739円)と「ビーニー」(1089円)。シンプルで都会的なデザインの「マンティス26」はユニクロやGUで作りやすいシンプルコーデとも相性抜群です。
■使い勝手の良さから生まれる機能美
「マンティス26」最大の特徴は、やはりポケットの多さ。
バッグ上部には、手軽にアクセスできるクイックポケットが。そして体側はPCや書類が収納できるメインスペースになっています。さらにフロント側には、向かって左からアクセスする位置に大ポケット、右からアクセスする位置に小ポケットと、異なるサイズを備えています。
そして両サイドにはペットボトルや折り畳み傘を収納できるメッシュポケットが付いているなど、自由度が高く快適に使えるポケットを豊富に備えています。デッドスペースがない上にシンプルなデザインは、さすがアークテリクスならではの機能美です。
またクッション性が高くしっかりとした厚さのあるショルダーハーネスは、肩のラインに沿ってパッドが入っているため重さを感じにくい快適な背負い心地を実現。アウトドアブランドのバッグならではですね。
背面もメッシュを採用しているため蒸れにくく快適。また、内部にはフレームシートとアルミステーが入っているため形崩れしにくく、中に入れた物が背中に干渉しないのもポイントです。
そして、一番驚いたポイントが上部ハンドル。バックパックは上部ハンドルが太くて短いものが多いのですが、これは細過ぎずほどよい長さのため、電車内で手持ちする時やサッとバッグを持ち上げる時にもらくちん。さりげない部分ですが、使えば分かる素晴らしさです。
* * *
初めてちゃんと使ってみたアークテリクス。やっぱりカッコいい。そして人気の理由がわかる使い心地の良さ。
また、「アロー」や「ブレード」に比べてシンプルなデザインの「マンティス」は、ユニクロやGUを使ったシンプルコーデだけでなく、アウトドアスタイルやスポーツテイストなどさまざまなファッションに取り入れやすいアイテムです。
>> アークテリクス
<取材・文/宇田川雄一>
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
【関連記事】
◆持ち物を見直したら通勤リュックがアークテリクスの小型・薄マチになりました
◆デザインも機能性も人気も高次元!定番アウトドアリュック5選
◆サイズ感がいい!カリマーのエントリー用バックパック
- 1
- 2