手頃なサイズのインポートセダンを買いたいと考えた時、誰もがイメージする定番といえば、メルセデス・ベンツ「Cクラス」やBMW「3シリーズ」、そしてアウディ「A4」の3台だろう。いずれもドイツのプレミアムブランドを代表するモデルで、日本車でいえばレクサス「IS」に相当する“Dセグメント”に属す小さめのセダンだ。
今回紹介するのは、ヨーロッパ生まれのDセグメントセダンでありながら、ドイツ御三家ほどメジャーではない“通”な選択肢。ひときわスポーティで飛びきりの個性を備えたアルファロメオ「ジュリア」だ。あえて“定番外し”という視点から、このクルマの魅力に迫ってみたい。
【次ページ】前後50:50の重量配分を実現するFRスポーツセダン▶
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