かつてはソロテント=狭苦しいイメージでしたが、今どきのソロテントは目線あたりが広く、軽量なのにゆったり過ごせて言うことなし…ですが、前室は相変わらずでテーブルや椅子を広げてくつろぐ余裕はありません。
そこでタープを併用するわけですが、ポールがテント入り口に干渉したり張り綱でサイトがごっちゃになったりして、正直、レイアウトを考えるのも面倒くさい!
ソロキャンパーのそんな不満を解決してくれるものはないか、探してみたところ一筋の光明が差し込みました。
ザ・ノース・フェイスのアーチ型シェード「ホームステッドシェイド」(2万7500円)の活用です。
2019年に登場したサンシェードで、本来は同シリーズのテント「ホームステッドルーミー2」(4万700円)の後部グロメットと「ホームステッドシェイド」の後部グロメットを重ねてテントフレームを差し込み、フライシートを大型化したかのようにシェードがテントを覆うというもの。フライなしでも雨の心配がなくなり夏でも涼しくすごせるし、リビングスペースは背が高く、動きやすい。タープ設営よりも簡単といいことずくめなんです。
当然、セット購入がベストなんですが、「ホームステッドシェイド」は単体使用もOK。つまり「ホームステッドルーミー2」と同程度の大きさであれば他ブランドのテントでも似たようなビッグサイズのリビングを作れて、今あるテントが無駄にならないのでは?
さっそく手持ちのMSR「エリクサー2」で試してみました。
*「ホームステッドルーミー2」W223×165×H116cm *「エリクサー2」W213×(インナー127+後室76)×H102cm