ザ・ノース・フェイスのコラボレーベルでちょうどいい大人のランバーパックを発見!

■ウエストバッグとデイパックの中間

▲大きめのウエストバッグという印象。W40×H26×D11cm

1990年代にザ・ノース・フェイスが発表したウエストパックをベースに、素材やディテールをアップデートしたこちらの「ランバーパック」。

そもそもランバーパックとは、デイパックとウエストバッグを融合させたようなデザインのバッグのこと。サイドにボトルホルダーがついていたりと一般的なウエストバッグよりも収納力に優れていながら、デイパックよりもコンパクトなサイズ感が特徴です。

最近ではウエストバッグに近いニュアンスで使われることが多く、シンプルでミニマルなデザインをそう呼ぶことも多いですね。

▲カラビナもひっかけられる仕様。自分なりのカスタマイズも可能

“THE NORTTH FATH”の文字が入ったジャガードテープで、より都会的な印象に。

▲目が詰まった光沢感がある生地で上品な大人の印象に

フロント部分には撥水性、軽量性に優れた“75デニール コーデュラ リップストップ ナイロン”を採用。機能素材の使い方にアウトドアブランドのポテンシャルを感じます。

▲前掛けスタイル。高めにかけると視線が上に行くのでスタイルをよく見せやすい。ザ・ノース・フェイス パープルレーベルのマウンテンコート/4万700円、デニムパンツ/2万6400円(ナナミカ 代官山)

この「ランバーパック」、前掛けや後ろ掛けとどちらのスタイルでも上品な着こなしに見せてくれるのが魅力。ウエストバッグやサコッシュなどちょっとストリート感が強くなりすぎて子供っぽくなるのがイヤだという人にもオススメです。

▲程よい大きさは、のっぺりとしがちな後ろ姿のアクセントに

▲ウエストベルトが太めなのでワンショルでも◎

 

■小ぶりながら秀逸な収納力

小ぶりなバッグの時に気になるのが収納力。このバッグはポケットの種類の多さもポイントで、内側にジップポケットが付いたメインポケット、仕分け付きのフロントポケット、さらに両サイドにはボトルポケットが付いていて、デイパックの代わりの休日バッグとしてもピッタリです。

▲一時的なスマホの収納スペースとして重宝

中でも入れ口にゴムストッパーのついたボトルホルダーは個人的に一番のお気に入りポケット。デイパックのようなサイズ感で、ミニバッグからは想像できない抜群の収納力があります。

▲275mlの小さいペットボトルならほぼ隠れる

ジップポケットのついたメインポケットは、自由度の高いシンプルなスペースで◎。マチ幅が変えられるため、荷物の量に合わせて見た目もスッキリ。冬だけじゃなく荷物が少なくなる夏のスタイルにも合わせたくなるバッグです。

▲シンプルな内装のメイン荷室。タブレットなら収納可能

▲テープを絞るとスリムなバッグに

▲底マチを最も広げた状態。底や側面には耐久性が高く撥水加工の施された“500デニール コーデュラ ナイロン”が使われている

▲フロントポケットにはペンホルダーや小物を仕分けできるポケットが付いていて、ペンや手帳など散らばりやすいモノを整理して収納できる

そして、品を高めてくれるディテールへのこだわりやバッグが上品に見せるための仕様もこのブランドならではのポイントです。

▲フロントのジャガードテープはバッグ上部にひっかけられる。これによりマチ幅のサイズ調整が可能に

▲黒で統一されたフックにはブランドロゴを刻印

▲サイドにも上下2つのベルトがついているため、バッグのフィット感がアップ。スタイリッシュに背負える

背面側はツルツルの素材を採用することで、フリースやニットなど毛羽立ったアウターの上からでも安心して着用できます。また、背面にはパネルが入っているため、中の荷物が身体に干渉しないのもさりげなくうれしいポイント。

▲ウエストバッグにありがちな型くずれや、硬いものが当たって背負いづらいという心配は無用

 

>> ナナミカ

 

<取材・文/宇田川雄一

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。

 

 

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