2輪か4輪に変形するアウトドア用カートがあれば荷物運びも楽ちんだわ!

■4輪モードなら耐荷重は約137kg!

さて続いて4輪モードは、先ほどの2輪時にハンドル部分をさらに内側へ倒すだけ。安定感が増し、より多くの荷物が積めるようになります。この状態は「プラットフォームラック」と呼ばれ、サイズは450×640×680~900(伸縮ハンドル)mm、耐荷重は約137kgと何でも来い状態。よ~しそういうことならキャンプ道具を積みまくってやる!とばかりに載せてみました。

まずは定番の頑丈ボックスをひとつ。ちょうど左右の幅がぴったり収まるサイズ感。うん、楽勝です。

続いて2段重ね。もう不安定になったのでロープで台車ごと縛っています。ついでにハンドル部分を伸ばさないと、バランスがおかしなことに。

そして最終的に、シュラフも一緒に縛ってみました。1回に運べる量はこんなもんかな。ハンドルの高さも写真が限界なので、これ以上高くすると運びにくくてしょうがない。まあ上出来です。

ちなみに押してみたところ、やはり2輪に比べて運転性は若干低くなります。というのも荷物が多いのは当然で、車輪が片方のみ方向が変化する仕組みになっているため、押すモードだと手前しか方向転換しません。ちょっと小回りが利かないな~って感じですが、そのぶん頑丈さで担保されていると思いました。

▲ハンドル側の車輪のみ左右に可動するため、押すより引く方が運転しやすかった

全体的には使いやすく、かつアウトドアに映えるデザインで早くフィールドに持っていきたいところ。何より折りたたんだ状態がW365×D640×H120mmとコンパクトで、クルマのラゲッジスペースでも庭の片隅でも場所を取らないのがお気に入り。

春の行楽に行けると信じて、今から載せる荷物をシミュレーションしておこうと思います。

>> スタンレー

<取材・文/三宅隆(&GP)>

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