雰囲気抜群!オピネル「フォールディングノコギリ」とミニノコギリ2本で薪を切り比べてみた

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

今年に入ってまだキャンプに行けていません! その欲求のはけ口が、仕事の合間に見る通販サイトに向かいます。ちょっと見てはポチッ、ちょっと見てはポチッ…高いものはなかなか手が出ないので、細々としたキャンプグッズが溜まっていきます。持っているのについ手が伸びるものから、それ本当に使う? といったものまで、ポチりが止まりません。

最近購入したモノで多いのが、焚き火関連グッズ。その中のひとつが、OPINEL(オピネル)の「フォールディングノコギリ #12」(4950円)です。

ザ・オピネルといった面持ちとサイズが、“小さなモノ”好きの琴線に触れ、ついつい購入してしまったのです。ミニノコギリは、ほかにも持っているにも関わらず…。

“小さなモノ”に惹かれる傾向にあるので焚き火台も小さく、購入までに至る心の葛藤はこんな感じです。

小さい焚き火台は、持ち運びや手入れが楽なのでいいのだが、問題は薪

ホームセンターやキャンプ場で売っている薪は40cm前後なので、入れるとはみ出てしまう

なので料理をするための五徳をのせるときには、切ってくべる必要がある

だからノコギリは必要!

でも小さい焚き火台と一緒にソロキャンプに持って行くなら小さい方がいいだろう!

ほかに持ってるけど、複数あれば、気分に合わせて選べるし、手持ちと切り比べしたら色々わかるし


というわけで新しいミニノコギリを購入してみました。

▲小さい焚き火台にキャンプ場で売っている薪をのせるとはみ出てしまうため、燃焼が進むと焚き火台の外に燃えた薪が落ちることも

▲焚き火内にきれいに収めたり、料理をする際の五徳をのせたりする際には薪をカットする必要がある

結論を先に言うと、オピネルのフォールディングノコギリのメリットは

1.当たり前ですが、コンパクトで持って行きやすい
2.好みのデザインで、ブナのハンドルの経年変化を楽しめる
3.細い枝や細く割った広葉樹、針葉樹の薪は問題なく切れる

デメリットは
1.ハンドルは持ちやすいけど、グローブで握ると滑る
2.広葉樹の薪を何本も切るのは辛い

というわけで、小枝や葉っぱを燃やすネイチャーストーブ(ウッドストーブ)、もしくは広葉樹を切る場合は斧で細く割ってから切るなら問題なしです。

5cm強の広葉樹の薪を何本も切る想定なら、長いノコギリの方が圧倒的に早いので、そちらが便利!(これは切れ味の問題ではなく、ミニノコギリは短いので何度も往復しなければならないから)。

考えれば分かるとはいえ、試したから確信できたともいえます。

今回オピネル「フォールディングノコギリ」と、OLFA WORKSの「フィールドノコギリ」、シルキー「ポケットボーイ」を切り比べしてみましたが、切れ味は三者三様でした。

【次ページ】フォールディングノコギリのサイズは?

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