iOSの「カレンダー」と同期させて使えるスケジュールアプリです。登録した予定に近づくと、「そろそろ準備はOK?」と知らせてくれます。外出する必要がある予定の場合は、開始時間に近づくと「そろそろ移動の準備を!」と教えてくれて、さらに時間が迫ると「遅刻かも?」と警告してくれます。「カレンダー」に登録しておきながら、うっかり忘れてしまうというミスを防げます。
●Due
https://itunes.apple.com/jp/app/due-rimainda-taima-aramu/id390017969?mt=8
忘れてはならない予定と時間を登録しておくと、その時間になったときに通知してくれるリマインダー。わざわざiPhoneを取り出さなくても、Apple Watchだけでサクサクと操作できることがポイント。用件は声で入力でき、時間はデジタルクラウン(リューズ)をクルクルと回して設定できます。
●駅すぱあと 乗り換え案内
https://itunes.apple.com/jp/app/yisupaato-chengri-huane-nei/id463431091?mt=8
Apple Watchには、フェイスにさまざまな情報を表示できる「コンプリケーション」という機能があります。これを便利に使えるのが、この経路検索アプリ。iPhoneで電車での経路を調べた結果を「Myクリップ」に登録しておくと、それがコンプリケーションに表示されて、Apple Watchを見るたびに、次に乗るべき電車を確認できます。
●ツクツク
https://itunes.apple.com/jp/app/tsukutsuku-zi-dongdearamugaonninaru/id1039751190?mt=8
残業で疲れ果てて、帰りの電車でウトウト……。あるいは、アフターファイブの宴会で飲みすぎて……というときに活躍してくれるアプリです。自宅の最寄駅など、あらかじめ登録した場所に近づくと、ブルブルっと振動して通知してくれます。どのくらいの距離で通知するかも設定できます。実際に、これで何度か、電車の乗り過ごしを防げました。
●ココイル
https://itunes.apple.com/jp/app/kokoiru-jiniru-chang-suowominnade/id905220047?mt=8
仕事仲間との待ち合わせに役立つのが、この「ココイル」というアプリ。相手がいる場所を確認して、サクッとメッセージを送れます。一緒に行動することが多い同僚を誘って、アプリをインストールしてもらっておくと便利です。筆者は、部下にインストールを強要しました(笑)。もちろん、位置情報を共有したい場合のみ使える仕様なので、普段の行動がバレる心配はありません。
●新TOEICテスト 英単語・熟語 マスタリー2000
https://itunes.apple.com/jp/app/xintoeic-tesuto-ying-dan-yu/id305620660?mt=8
いまや、あらゆる仕事で英語が必要になってきました。筆者は日本語でしか原稿は書きませんが、英語の資料を読んだり、英語での会見を取材しなければならないこともありません。なので、それなりに英語の勉強をしているのですが、なかなかTOEICのスコアが上がらず……。同じような悩みを抱えているみなさん、この定番アプリもApple Watchに対応しています。通勤途中など、ちょっとした隙間時間にiPhoneを取り出すことなく、英語の勉強ができます。頑張りましょう!
●カメリオ
https://itunes.apple.com/jp/app/kamerio-kiwadodenyusuwo-shou/id733772494?mt=8
iPhoneで利用できるニュースアプリはたくさんありますが、Apple Watchユーザーにオススメしたいのは、この「カメリオ」です。あらかじめ興味のあるテーマを登録しておけば、そのテーマの新着ニュースが配信されると通知が届き、Apple Watchでサクサクと読めます。タイトルと記事の一部が表示される仕組みですが、気になるニュースがあれば「クリップ」に登録でき、あとでiPhoneで効率よく読むことができます。
●Just Press Record
https://itunes.apple.com/jp/app/just-press-record-voice-audio/id1033342465?mt=8
iPhoneには「ボイスレコーダー」というプリインアプリがありますが、まだApple Watchには対応していません。そこで利用しているのがコレ。360円の有料アプリですが、フェイスを上方向にスワイプするだけで表示できる「グランス」や、「コンプリケーション」に入れておけば、すばやく起動して録音を始められます。打ち合わせ中に、誰かが大事なことを話し始めて……というときに役立ちます。メモをしたいことがあるが、iPhoneや手帳をすぐに取り出せないという状況でも“音声メモ”として重宝するはずです。
●3 Minute Mindfulness
https://itunes.apple.com/jp/app/3-minute-mindfulness-breathing/id982502810?mt=8
人前でしゃべるのが苦手、プレゼンの前はいつも緊張してしまう、という人にオススメしたいアプリです。画面に表示されたガイドに従って3分間のメディテーション(瞑想)ができます。英語表示のみですが、息を吸ったり、吐いたりするだけなので簡単。個人的に、従来やってきた「手のひらに人という字を書いて飲み込む」という方法よりも効果があるように感じています(笑)。
●UBER
https://itunes.apple.com/jp/app/uber/id368677368?mt=8
タクシーに乗ることとが多い人にオススメしたいのが、このアプリ。iPhoneで、自分の名前、連絡先、クレジットカード番号などを登録しておけば、あとはApple Watchのアプリを起動するだけで、配車可能な車があるか否かを確認でき、ワンタッチで手配できます。どこにいても、海外にいても利用できるので、出張が多い人には重宝すると思います。ただし、ハイヤーや立地なタクシーは手配しやすいのですが、手頃な運賃で乗れるフツーのタクシーは少なめです。より利用頻度が高い「全国タクシー」というアプリもApple Watchに対応するといいのなぁ〜と期待しています。
Apple Watchは、発売から1年の間にOSもアップデートして、バッテリーの持ちもよくなったように感じています。というか、常用している筆者としては「電池は意外ともつ」というのが率直な実感です。電池を長持ちさせるにはコツがあって、通知をチェックする必要がないときや、ただ時計として機能してくれればいいときは、BluetoothをオフにしてiPhoneとの接続を切ったり、「省電力モード」に切り替えたりすればいいだけです。これで2日間は余裕でもちます。
この記事を読んでくださる方が多かったら、次は健康管理に役立つアプリや、プライペードで役立つアプリも紹介したいなぁと思っています。お楽しみに!
(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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