■充電は本体を専用パーツに付けて行う
スマートバンド本体のほか、同梱物には腕に装着するためのベルト、靴に装着するためのバックル、USB端子の備わった充電用パーツ、簡単なクイックスタートガイドがありました。
本体はバンドに固定された状態で梱包されているのですが、ディスプレイのある本体部分を表側からぐいっと押し込むと取り外せます。
本体側面には丸い端子があるので、これを充電器側に向けてカチッとはめます。
この状態で、PCのUSBポートやモバイル機器向けの充電器などに装着すれば、充電が行われます。
■ペアリングは「Huawei Health」アプリで行う
初期設定には、「Huawei Health」アプリを活用します(なお、本稿の以降の手順では、iOS向けバージョン8.0.47.300のアプリを使っています。また、HUAWEI Band 4eの本体バージョンは3.0.0.96です)。
「デバイス」タブを選択し、「追加」をタップ。「スマートバンド」>「詳細を表示」>「Huawei Band 4eシリーズ」の順にタップします。
画面下部の「ペアリング」をタップし、ポップアップで表示されたデバイスを選択。充電しておいたバンドに、ボタンを押すようなアイコンが表示されたら、赤線で囲ったタッチセンサーの部分をタップして認証します。
その後は簡単な使い方のガイドや、通知の許可などを求める画面が表示されるので、内容を確認しつつ操作すれば初期設定は完了です。
■腕の装着感は良好
「靴に装着できる」といっても、基本はスマートバンドなので、日常生活では腕に巻いて利用します。
バンド部分は細長く、バックルのホールも細かく14個開いているので、サイズ調整で悩むことはないでしょう。
素材は硬さがあるものの、適度に柔らかく、絶妙なバランスです。また、表面はサラサラした肌触りで、長時間装着しつづけても不快感はありませんでした。バンドが細いこともあってか、多少汗をかいても蒸れないのが良い方向に影響しているのかもしれません。
■ディスプレイに表示できる情報はシンプル
手首装着時に表示される情報は至ってシンプル。標準設定では、時刻や日付、電池残量をまとめて表示する画面のほか、歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠時間、端末探索、メニューの7画面。センサー部分をタップすることでこれらを切り替えられます。
安価なデバイスにありがちな文字表示のフォントやデザインの違和感も感じず、シンプルで使いやすい印象です。
操作はタップのほか、長押しも可能。例えばメニュー画面のように「↓(下矢印)」が表示されている場面では、センサー部分を長押しすることで、深い階層に入れます。また、端末探索の画面で長押しをすれば、ペアリング中のスマートフォンからサウンドを鳴らせます。
ちなみにiPhone宛に着信があったときには、アイコンと振動で着信通知を表示してくれます。ただし、HUAWEI Band 4e側で応答はできません。あくまで通知のみです。
また、Huawei Healthアプリ内から「デバイス」>「Huawei Band 4e Active-0E2」>「通知」を選択して、通知をオンにしておくと、TwitterやLINE、メッセージ、Facebook、Messenger、Instagram、その他の通知のオン・オフをカスタマイズ可能です。しかし、LINEの新着メッセージが届いた場合にも、表示されるのは吹き出しのアイコンだけで、メッセージの内容まではHuawei Band 4e側で確認できません。