■電子レンジが使えるIHクッキングヒーターなら冷凍した魚もパリッと焼ける
RE-C220SRは2口IHで、レンジグリルが搭載されたIHクッキングヒーターです。
大きな特徴は、グリル部分が電子レンジとして使えること。また、レンジ加熱とグリル加熱を同時にできるので、すばやく温めながら、外をこんがり焼き上げることも可能です。
フタの部分は一般的な電子レンジのようにしっかり閉まります。付属している白い受け皿と網は、さまざまな調理に使えます。電子レンジとして使う場合は網を外し、レンジ加熱(自動)でお弁当もムラなく温まりました。手動の場合は500W、200W、100Wから選び、時間を設定できます。
また、グリル機能も搭載されているので、魚をこんがり焼けます。冷凍しておいた魚のグリルがとにかく素晴らしいのです。グリル加熱だけでは中が生焼けになってしまうことも多かったのですが、このモデルには「レンジグリル加熱」があります。
レンジ加熱とグリル加熱が一度にできるため、中まで短時間で熱の通った香ばしい仕上がりに。今まで、冷凍して保存しておいた魚は先に冷蔵庫で解凍していましたが、その作業をする必要がなくなりました。魚好きとしては、この機能が一番感激しました。
▲レングリ調理でパリッと美味しそう。下はお手入れがしやすいようにクッキングシートを敷いています
■専用の取っ手がとれるフライパン付き、高火力でチャーハンもパラパラ
IHクッキングヒーターは鍋やフライパンを直接加熱するため、約90%という高い熱効率を実現し、エネルギーロスを抑えて強い火力を生み出すことができます。
このモデルは取っ手がとれる専用のフライパンが付属しており、それでチャーハンを作ってみました。フライパン適温調理は左右5段階(140℃、160℃、180℃、200℃、220℃)で設定可能だから、220℃にしておいて適温になってから、一気に仕上げました。IHクッキングヒーターは、フライパンをあおる必要はありません。軽くかき混ぜるだけで大丈夫です。
完成したチャーハンは見事パラパラに! ちょうど1~2人分のチャーハンを作るのに適したサイズで、取っ手がとれるため収納時も邪魔になりません。
このフライパンは、「レンジグリル調理」にも使えます。ハンバーグを作って焦げ目をつけ、そのままグリルに入れてレンジグリル調理をすることで中まで火を通し、フワフワに仕上げることもできるのです。リレー調理で「ハンバーグ」というメニューを選択すると、自動で火加減や時間を設定してくれました。
オーブン機能は20段階(30℃/40℃/80~250℃)設定できるから、ケーキを焼いたり、発酵したり、料理好きな方も満足できそうです。
お手入れもグリルの庫内は電子レンジと同じくフラットで、とてもカンタンでした。毎回サッと全部を拭くことができるから、気持ちよく使えます。
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■交換すれば調理の時短につながる
最新モデルは使い勝手もよく、効率よく調理できるため時短につながります。
我が家が購入した「RE-C220SR」はグリル、オーブン、電子レンジ、レンジグリル調理など、色々な使い方ができるので、調理の幅が広がりました。あたため機能もよく使っており、オーブンレンジは出番が減っています。場所をとる電子オーブンレンジは必要ないかもしれません。
IHクッキングヒーターは、ますます便利に進化しています。色々なタイプがありますので、ライフスタイルに合った一台を見つけてください。
<取材・文/石井和美>
石井和美|フリーライター・家電プロレビュアー。白物家電や日用品の製品レビューを得意としている。WEBや雑誌などで多数執筆中。「家電blog」管理人。
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