「はかる」の精度をアップして"おうちコーヒー”をよりおいしく!

■ボタンを押すのは2回だけ!

では豆を量るところから淹れるところまで順を追って見ていきましょう。ディスプレイの右側は重さで左側はモードと時間が表示されます。

①【ON/OFF】ボタンを押して電源を入れる

②計量カップ(ミルの粉受け缶を使用)を置くと、重さを表示したあと自動で0gに

③重さを量りながらコーヒー豆を入れる

④コーヒー豆の重さが表示される

⑤サーバーとドリッパーを置く。ここでも重さは表示される

⑥ドリッパーに挽いた粉を入れる

⑦【TARE】ボタンを押して重さをリセット

⑧ここでお湯を落とし始めると、自動的に重さと時間の両方を計測開始

⑨抽出完了!

⑩サーバーとドリッパーを外したら5秒間だけ重さと時間が表示され、その後どちらも自動的にリセット

⑪いただきます

コーヒーが淹れ終わりました。電源を入れっぱなしにしていても、オートオフモード(デフォルトでは180秒。設定可)があるので、電源の消し忘れはありません。ドリップ後って、カップに移したりドリッパーを移動させたりと、なんやかんやとやることがあるので、勝手にオフになってくれるのは助かります。

そして、電源を入れてから抽出完了までにボタンを押したのはたったの1回だけ。マニュアルでやる場合は、電源オンのあとに

1. 計量カップを載せて重さをリセット(→豆の量をはかる)
2. サーバーや粉を入れたドリッパーを載せて重さをリセット(→抽出量をはかる)
3. 抽出開始時にタイマースタート(→抽出時間をはかる)

と3回ボタンを押さなけれならないのですが、「Brewista Smart Scale 2」ならたったの1回。とくに②の、自動で0gになってくれる機能は感動モノです。

ブリューイスタは2014年にアメリカで生まれたブランドで、バリスタやロースター、エンジニアなどがコーヒー器具を開発しているとのこと。スペシャリストが手掛けているからこその、ハンドドリップ時の動きや手順を考えた機能性なんですね。当初は数字が即座に反応する機能が目的でしたが、使ってみるとかゆいところに手が届く逸品ということが分かりました。

最近、自宅でドリップを始めたという人は、ぜひ「はかる」を意識してみてください。特別な器具は必要ありません。豆の量、お湯の温度、蒸らし時間、抽出時間などを、自宅にあるキッチンスケールやタイマーではかるだけでOK。それだけで、おうちコーヒーがぐんとおいしくなりますよ。

そしてコーヒーの奥深さを知り、みごと沼にハマってしまったら、ぜひコーヒースケールの導入を!(笑) 普通のキッチンスケールよりは高いけど、満足度も高いこと間違いなしですよ。

>> Brewista

<文/円道秀和(&GP)>

 

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