■高級感のあるデザインと持ち運びやすい約1.04kg
まずは外観から。高品質なマグネシウム・リチウム合金のボディは薄いグリーンがかっていて、ロゴとヒンジ部分にローズゴールドが差し色としてあしらわれた上品なデザイン。ミストグリーンというモデル名ですが、光の角度でブラックやシルバーのように変化するので悪目立ちせず、ビジネスシーンでも違和感なく使えます。
そしてリモートワーク文脈では欠かせないモバイル性ですが、重量は約1.04kgと合格点。バッグに入れても安心の軽さで、先述の素材は耐久性も兼ね備えるとのこと。クルマの中や公園で作業するときなど、外うっかりぶつけて壊れるのは嫌ですからね。頑丈なのに越したことはありません。
また高さは14.95mm(閉じた場合)で、現行のMacBook Airの16.1mmと比較しても薄く、にも関わらずType-AのUSBポートがふたつ、USB-Cがひとつ、HDMIポートひとつにイヤホン/ヘッドセットジャックやDCジャックまで装備する豊富な外部インターフェイスが魅力です。これなら別途にハブを持つ必要は少なくなり、荷物を増やすこともありません。
そして満充電で約15時間のロングバッテリーが外出先で本当に安心。急速充電にも対応しており、30分の充電で最大4時間使えるため、慌てて朝にコンセントへつないでも、なんとか外で作業できます。
■最新規格Wi-Fi6対応と質感のいい使い勝手
我が家はWi-Fi 6対応ルーターをすでに導入していたんですが、ようやくノートパソコンにも恩恵が! スキマ時間に観るNetflixのドラマやYou Tubeがはかどること、はかどること…って家の中だと遊んでしまう(笑)。
いや仕事面でいっても、写真などの大容量データをダウンロードするスピードが上がって、ノンストレス。だらだらとダウンロードしているときに、うっかり電源を落としてしまい泣く泣く再ダウンロードってよくあるんですよねえ。
さてハード的な使い勝手について。512GB SSDとWindows Hello対応のAcer指紋認証リーダー搭載で高速起動。これはソフトやデータ量が増えるうちに遅くなるかもしれませんが、デフォルトの場合は約5秒くらい。う~ん、早い。さらに14.0型フルHDのディスプレイを囲むフレームは2.61mmと薄くスタイリッシュな仕上がり。キーボード部分もボディと同じ材質が使用されており、バックライト搭載。打鍵感がありつつ、手触りもいいのでタイピングのしやすさと質感の高さを実感できます。
■最新のソフトやゲームもラクラク稼働
と、高性能な最新ノートパソコンに「うおー、早い」とか言いながら仕事をしているわけですが、個人的には第11世代インテル Core i5プロセッサー搭載に内蔵された「インテル Iris Xeグラフィックス」が一番のお気に入りポイント。
今まで動かなかったorもっさりして話にならないゲーム等が動いてくれるようになりました。SF系MMOの『EVE Online』がはっきり言って全然うんともすんとも言わなかったのに、サクサク動作してくれています。
さらに仕事面でいえばAdobeのCreative Cloudにある動画編集ソフト「Premiere Pro」が問題なく編集できるようになりました。マルチタスクしてもワード画面が遅延することなく、同時並行するライティングなどに支障も出ず快適そのもの。
最近はビジネスだけでなく、家族用の動画もスマホで簡単に撮れる時代。こうして編集までラクラクこなせるようになれば、さらにクオリティの高い思い出が残せるようになります。
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さてバランスに優れつつ、新しい働き方をしっかりサポートしてくれそうな「Swift 5」は、「Microsoft O ffice Home & Business(2019)」搭載の「SF514-55T-H56Y/GF」(想定価格:18万円)と非搭載である「SF514-55T-H56Y/G」(想定価格:15万5000円)の2モデル。使用感としては「どこでも」「なんでもできる」一台なので、新生活の相棒にちょうどいいかもしれません。
<取材・文/三宅隆(&GP)>
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