ロンドンの人気レストラン「St.John(セント・ジョン)」を一躍有名にしたのは、それまで食卓に上ることが極めて稀だった“内臓肉や骨、脳”などを使ったスペシャリテの数々だ。1995年のこの店を立ち上げたオーナーシェフ、ファーガス・ヘンダーソンが提唱する「Nose to Tail Eating(鼻先から尻尾まで食べ尽くす)」という考えは、生命(いのち)をいただくことに感謝しながら、食材を余すことなくシンプルに調理するというもの。今から約20年前の英国において、かなりアバンギャルドな提案である。
関連記事:NEWoManで行くべきレストランは鎌倉発「GARDEN HOUSE」
昨年は3日間限定で大反響!今年は1週間に延長して開催
- 1
- 2