■重量物だって運べるヘビーデューティさ
キャンプや登山などのアウトドアアクティビティからホームユースまで使える、ギアとしてのバッグを提案するCWF。1976年に福島県いわき市で創業した、バッグやウェットスーツの縫製、アウトドア用バッグ、官公庁向けの災害対策用品を製造するキャニオンワークスが立ち上げたオリジナルブランドになります。丈夫な生地に堅牢な縫製、長く使えるたしかな製品作りが魅力です。
この「HD TOTE XL」も丈夫なコットンキャンバスをベースにしているため、重い荷物も運搬も可能。底面には防水生地を使っているため、雨で濡れた地面に置いても浸水を防いでくれます。
小物類から大物までざっくりと入れられて取り出しやすく持ち運びにも優れたキャンプに一つあるととても重宝するトートバッグです。
何よりうれしかったのが、持ち運びに困っていたキャプテンスタッグの3段ウッドラック(幅46.5cm)がぴったり収納できたこと。コンテナにも入れづらいファニチャー類がトートに収まるって本当に助かります。
またサイズ調整可能なストラップがふたつ付いていて、荷物を固定できるのもこのトートバッグのポイントです。
そして底面には、防水性と耐久性もあるターポリンを採用。濡れた地面に置いてもバッグ内に浸水してこないだけでなく、耐久性があるためアスファルトなど傷がつきやすそうな場所でも問題なし。汚れも拭き取りやすく、置く場所を気にしなくていいのはキャンプバッグとして大事なポイントです。
ワーク系のツールバッグのように、外側に8つ、内側にふたつのポケットを装備しているのもこのバッグの特徴です。ポケットが小分けになっているため、小物を分けて収納できるだけでなく、一時的な道具置き場としても重宝します。
シンプルなメインスペースは薪を運ぶ際にも便利。くくられた薪なら手で持ち運ぶこともできますが、バラバラになっている場合はこのようなざっくり入れられるバッグが便利です。地面の湿気に影響されないので一時的な薪置き場として使うのもアリ。
ラックの上などに載せて整理整頓用の収納ツールとして使用するのも◎。ポケットや小分けの収納スペースが少ないキャンプでは、使ったギアの帰る場所があると荷物の紛失を防げます。そのままサッと持ち運べるのもトートバッグならではのメリット。
また、使わない時は畳めるのもコンテナにはない魅力です。
そして普段使いもしやすいクラシックなデザインなので、大量の買い込みをするような時でも役に立ちます。
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ずっと前から、丈夫で大きいトートバッグがあったらキャンプで便利だなーと思っていたのですが、なかなかこれというバッグに出合えず。そんな中、ようやく見つけたCWF「HD TOTE XL」。
底にターポリンを使った水に強い構造と外付けのポケットは、実際にキャンプで使ってとても便利だなと実感しました。丈夫なキャンバス素材なので長く使って経年変化を楽しめそうです。
>> CWF
<取材・文/宇田川雄一>
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
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