昨今の超軽量チェアブームを作った立役者といえば、誰がなんと言ってもヘリノックス(Helinox)の「チェアワン」です。極細のフレームなのにとってもタフという、これまでのチェアではなし得なかった二律背反を実現し、さらにシートを吊り下げることによるハンモックのような座り心地がキャンパーを魅了しました。
今ではハイバック、回転チェアなどヘリノックスチェアファミリーは全12種類がラインナップ。その中で最も新しいのが「フェスティバルチェア」(1万4080円)です。
ヘリノックスのローチェアには座面高22cmの「グラウンドチェア」、座面高27cmでハイバックの「ビーチチェア」、「ビーチチェア」の座面をさらにワイドにして背もたれも伸ばした「ブライアチェア」がありますが、「フェスティバルチェア」はこれらとは一線を画したユニークなチェアになっています。
まずは収納状態を見てみましょう。
左がこれまでもっともロータイプだとされていた「グラウンドチェア」、そして真ん中が「フェスティバルチェア」、右がスタンダードな「チェアワン」になります。
収納サイズと重さはそれぞれ
「グラウンドチェア」30×11×11cm、640g
「フェスティバルチェア」51×15×14cm、1370g
「チェアワン」35×10×12cm 、960g
並べてみると「フェスティバルチェア」の長さが飛び抜けているように見えます。重量も「グラウンドチェア」のほぼ2倍。いったい「フェスティバルチェア」のメリットって何なのでしょうか?
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