「ユニセラTG-Ⅲ」にオプションを追加したら、フレンチトーストも焼けるようになりました

■料理の幅が広がるグリルプレート

今回、もうひとつ選んだのがグリルプレート。網でできる料理は、どうしても焼きものがメイン。野菜かお肉、海鮮を焼くしか選択肢がなく、今後キャンプに行った時に、毎回同じメニューじゃ飽きるなと思ったのが理由です。

これさえあれば、麺もの、汁もの料理や、炒めものができる上に、ちょっと煙を出すのがためらわれるなという時でも、この上でお肉を焼けば、肉の脂が垂れて煙くなることも少ないというメリットもあります。

とはいえ実際に使えるのか、今回は試しに、焼きそばとフレンチトーストを作ってみました!

■1人前の焼きそばにジャストサイズ

今回作ったのは、パリパリ焼きそば。麺と野菜を一緒に炒めず、麺は焦げ目がついたらひっくり返し、野菜とお肉は別で炒めます。

豚肉とキャベツが炒まったら、火がとおりすぎないよう一旦サイドトレーによけておきます。

プレートは約W295×D175mmと、焼きそば1玉と、豚肉とキャベツがちょうど1人前入る大きさ。まさにジャストサイズです! ちなみに、野菜と豚肉を炒めて、そこに焼きそばを入れる普通の作り方であれば2人前もいけそう。


焼きそばがカリカリになったら、添付の粉末ソースもしくはソースを加えて炒めます。約30mmの深型設計なので、キャベツが飛び出すこともありません。よく混ざったら、サイドトレーによけておいた豚肉とキャベツを戻し、よく混ぜれば完了!

鉄板で焼きそばを作ると、麺がくっつきがちですが、テフロン加工なので麺離れもよく、気分良く料理ができます。味付きホルモンのように、網で焼くとすぐ焦げてしまうタレが絡んだ料理にも重宝しそう。

■BBQグリルでフレンチトーストもできる

作ってみたかったのがフレンチトースト。作ったことはないけど、網では焼けないし、焼きそばみたいにいかにもじゃないし、キャンプの朝食にも良さそうだから。

しかも、卵と牛乳、砂糖を混ぜた卵液に浸しておいたパンを焼くだけなので簡単なのもいい。

プレートには、2枚がぴったり入る大きさ。そこにヘラを入れてちょうどいい、計算し尽くされたサイズ感で、1人でオーッとにやけてしまいました。

今回のフレンチトーストは6枚切りで試しましたが、4枚切りでもペロッといけそうな美味しさ。ホットサンドもいいですが、飽きたらフレンチトーストにも挑戦してみてください。

■テフロン加工だからお手入れも簡単

キャンプ道具といえば、お手入れも大事。その点、グリルプレートはテフロン加工だから中性洗剤とスポンジで簡単に汚れが落ちます。ただし、タワシや研磨剤入りのスポンジだと表面を傷つけるので注意が必要です!

※  ※  ※

最近はもっぱらシングルバーナーばかりで、「ユニセラTG-Ⅲ」をないがしろにしていましたが、改めて使いやすさを再確認。今後は出番が多くなるはず。

難点はフタがないこと。ですが、今年、ユニセラ用フォールディング リッドが出るらしいので、ぴったりハマるなら購入して、ユニセラ環境をバージョンアップするのが今から楽しみです!

>>ユニフレーム「ユニセラ TG-III」

携帯性抜群の卓上BBQグリル
携帯性抜群の卓上BBQグリル
ユニフレーム(UNIFLAME)

ユニセラTG-III ケースセット

●使用時:約315×250×190(高さ)mm
●収納時:約315×165×85mm
●約3.1kg
●本体素材:ステンレス鋼+特殊セラミック
●ワイヤー網・ロストル・灰受け素材:ステンレス鋼

食材を置くのに便利!
食材を置くのに便利!
ユニフレーム(UNIFLAME)

ユニセラ サイドトレー

●サイズ:約200×200×36(高さ)mm
●材質:ステンレス鋼
●重量:約260g

<写真・文/澤村尚徳(&GP)>

【関連記事】

◆ファミキャン道具最新トレンド調査<調理雑貨&小物編>
◆焚き火シーズン到来!ソロキャンプにも使える新作焚き火台を3つ試してきた
◆ユニフレームのタープ+ウォールで男前なソロキャンプ秘密基地が完成!

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする