ニューノーマルなミニ財布はやっぱりレザーでL字がちょうどいい!

■シンプルなユニクロコーデにもアクセントとして◎

財布の品質を決定づけると言っても過言ではないほど大事なコバの処理は、財布を見る時に必ずチェックするディテール。財布の中で痛みやすい部位なため、丁寧な仕上がりを見た時には綺麗な状態で長く使って欲しいという職人のこだわりが感じられます。

▲“コバ”と呼ばれる革製品の端の部分。革製品のクオリティを左右する重要な細部

グラマスで採用されているのは、“ヘリ返し”という革の端を内側に巻き込んで縫製する技術。縫い合わせた端を磨いて処理する“コバ磨き”や、端の上から塗料をぬる“コバ塗り”などの処理と比べてすっきりと上品な印象に。

裏地のスエード部分が見えないように”ヘリ返し”を合わせている上に、その間に薄い芯地を挟むことで財布が形崩れしないのもポイント。上品なデザインと使い勝手の良さに加えて、日本の職人ならではのしっかりとした作りもこの財布の魅力です。

▲ファスナーの持ち手には青の差し色。グラマスらしい遊び心あるデザイン

均等な縫製も財布を見る上で大事なポイントで、革製品の上品さはこうした丁寧なディテールの積み重ねにより生み出されます。また、ストレスフリーな開閉を実現するためにZIPにはレザーの持ち手と高品質ファスナー““EXCELLA”(エクセラ)を採用。長く使いたくなる快適さがあります。

芯地が入っていても交通系ICカードは問題なく反応。片手に収まるサイズ感と手に馴染むレザーの肌触りでストレスなくタッチできます。

冬と違ってジャケットやコートを羽織らない夏のファッションは、アイテムが少ない分おじさんぽくなってしまったり、涼しさを求めるあまり短パンにTシャツなど子供っぽくなってしまったりと、実は大人のスタイリングが難しい季節です。

この時に着用したのは、ユニクロ+J「シルクコットンクルーネックセーター」とユニクロ×セオリー「感動イージーパンツ 」。上品な印象にするためにトップスはサマーニットやハイゲージのコットンセーターが◎。ボトムスに動きやすさを重視してテック素材を使ったイージーパンツを合わせれば、暑くても快適で上品なシンプルコーデが作れます。

リュックに比べて背中が蒸れないミニショルダーは手ぶらスタイルにおすすめで、容量の少ないバッグの時こそ財布もコンパクトなものを選ぶのがベストで、財布だけでも上品なレザー素材を選んで大人の印象を持たせるのがポイントです。

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毎日使う財布。服装によってカジュアルになりすぎたり堅苦しくなりすぎたりと、雰囲気が合わなくなってしまうのは困ります。シンプルで上質な革を使っているグラマスの財布は、スーツやジャケットなどビジネスシーンはもちろん、シンプルコーデでも大人の雰囲気に格上げしてくれる魅力があります。

上質な革をMade in JAPANで仕上げるしっかりとした品質と、ファストファッションでも格上げしてくれるような上品さを持ちながら、2万円を切るコスパはグラマスだからこそ。買い替えを考えてる人や、まだミニウォレットに挑戦できてない人にもおすすめしたい財布です。

>> GRAMAS

 

<取材・文/宇田川雄一

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。

 

 

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