大事なPCを入れるビジネスリュックこそ雨に強くなくっちゃね

そして両サイドにはサイドポケットを搭載。

背負った時の右側にくるサイドポケットは、500mlのペットボトルがちょうど収まるサイズ感。

折りたたみ時の長さが23cmのモンベル「U.L.トレッキングアンブレラ」もぴったり収納できました。もっと大きい折り畳み傘の場合はケースに入れてメインスペースに収納するのもあり。そういう時に、PCと隔離できる2室タイプは便利です。

反対側、背負った時に左側になるサイドポケットはもう少し小さい設計。7.5×14.7×1.4cmのケースに入れたiPhone 8がちょうど収まるくらいのサイズ感で、電車内の前持ちスタイルの時には右側にくるためクイックポケットとしても使用しやすいですね。

そして表側フロント上部にもポケットを装備。ここも浅めになっているので、貴重品やパスケース、IDケースなど使用頻度の高いものをしまっておく時に活躍してくれます。

その下には前持ちスタイルの時に背負ったままでも使いやすい縦型ファスナーを採用したポケットが付いています。リュックをおろさずに取り出しやすい設計で、新聞や文庫本など読み物を入れておくスペースとしてもおすすめです。

 

■大容量だからこそ快適な背負い心地じゃないと意味がない

背負いやすさもこのカバンの魅力です。大容量のサイズ感でありながら総重量1kg以下と軽量。

背面にメッシュ素材の凹凸を付けて通気性をアップ。また、負荷のかかりやすい肩と腰のクッション性が高まるので、荷物が重くても背負い心地がいいようになっています。そして中央のベルトはスーツケースのプルドライブハンドルを通すためのもの。大容量とセットアップ機能で、出張からワーケーションまでさまざまなシーンで活躍してくれそうです。

ショルダーベルトは、外側にメイン素材と同じ耐水性の高い生地を、体側には背面と同じクッション性と通気性に優れたメッシュ生地を使用しています。またバックル仕様のチェストストラップも付いています。自転車に乗る時に留めておくとリュックがずれにくくなりますよ。

マチ幅は14cm。底面がフラットになっているので、カフェなどの狭いスペースで助かります。

このマチ幅、大容量を実現しつつも傘の下に収まりやすい絶妙なサイズ感なんです。

ただ、できるだけ雨に濡らさずにするのであれば、前持ちスタイルがいいかもしれません。自分は濡れてもPCだけは守りたいですしね。

*  *  *

自転車での移動が多いので、これまでは突然の雨でカバンがずぶ濡れになることもありました。幸いなことにPCが壊れたことはないのですが、カバンの中を確認するとPCに水滴がついていてヒヤッとした経験も。

そういう時にこの「ホバーコート」はとっても心強い味方になってくれそうです。もっと小型が良いという人には「ホバーコート リュックサック A4リュック 12リットル」(1万6500円)や、出張やオーバーナイターとして使いたいという人にはマチ幅拡張機能のついた「ホバーコート リュックサック B4リュック 24リットル」(2万900円)もラインナップしています。自分に最適なサイズを選べるのはうれしいですね。雨が続くこれからの季節に悩みを減らしてくれるリュックです。

>> エース

 

<取材・文/宇田川雄一

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。

 

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