ハンドドリップが三日坊主で終わらない「電動コーヒーミル」のススメ

■ドリップは2点だけ気をつければOK

まずは「自動コーヒーミル G2」に豆を入れます。計量スプーンが付属していて、10gと5gが計れるので、今回は15g使います。

▲スプーンで豆を入れたら本体をもとに戻して挽き目を決める。今回は5段階の真ん中で

▲スイッチを押したらスタート。下のガラス容器に粉がどんどん溜まっていく

約1分で終了。挽き終わったら自動で止まってくれます。挽き目の細かさや豆の量で時間は変わってきますが、コードレスでこのスピードは結構速い。ちなみに音はそこそこします。

さて気になる粒度をチェックしてみましょう。

ばらつきは少ないですね。挽き忘れたかのような大きい粉といったものは見当たりません。微粉が少ないこともわかります。これはなかなかいい感じ。また今回は5段階の真ん中でしたが、粗挽き寄りの中挽きといったところ。どっしりしたコーヒーを淹れたい人はもっと細引き寄りにしてもいいかもしれません。

ちなみにこのガラス容器、本体最上部をフタとしても使えるようになっています。

ではこの粉でドリップしていきましょう。

▲ドリッパーにペーパーフィルターをセットし粉を入れる

▲ドリップポットにはお湯を入れる

ちゃんとした淹れ方をするのであればコーヒーサーバーを使うんですが、洗い物は増えるし、どうせ自分が飲むだけです。ここは手軽さを優先して、カップに直接落とします。

▲アイスコーヒーを作りたいので耐熱グラスに氷を入れておく

▲グラスの上にドリッパーの載せる

あとはお湯が少し冷めたらドリップ開始。電気ケトルやヤカンで沸騰させたお湯も、ドリップポットに移した時点で少し冷めているのですが、もう数分待ちましょう。90℃前後が理想ですが、まぁそこは大体で。

▲お湯は中央あたりに落とす

ドリップのやり方は、細かいことを言い出すとこれまたキリがないので、ひとまず2点だけ意識すればOK。

①粉全体を湿らせたら30秒待つ(蒸らし)

②その後、ペーパーフィルターに直接お湯がかからないように、中央付近に500円玉ぐらいの範囲で「のの字」を描くようにお湯を注ぐ

そうこうしているうちに、おいしそうなアイスコーヒーが完成です!

*  *  *

抽出方法もコーヒー道具も、こだわりだせばいくらでもこだわれるのは事実です。でも、いくつかのポイントさえ押さえていれば、間違いなく粉を買ってきて淹れたコーヒーよりもおいしくなります。それぐらい挽きたてっておいしい。

あ~おいしいコーヒー飲みたいなとなった際、電動ミルがあるだけでコーヒーを淹れるハードルは劇的に下がります。忙しい朝や在宅勤務の合間に、サッと手軽においしいコーヒーを淹れられる。コーヒー好きにとって、これほど幸せなことはない。

もちろんもっとおいしいものを!となった時には、コーヒー豆にこだわってみたり、お湯の温度や抽出時間にこだわってみたり、もちろん道具にこだわってみたりするのもアリ。そしてそこがコーヒー沼の入り口です(笑)。

>> oceanrich「自動コーヒーミル G2」

※今回撮影に使用したoceanrich「自動コーヒーミル G2」はサンプルでスペック部分は製品版と同じですが、外装が一部異なります。

<文/円道秀和(&GP)>

 

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