■細かいギミックにこだわりをヒシヒシと感じる!
操作はとにかくシンプル。操作系は前面上部に集約されています。
まずは真ん中のレバーを下に3秒長押しで電源ON。ここでいきなり度肝を抜かれます。
「トゥートゥトゥトゥ、トゥートゥートゥー………トゥトゥトゥトゥ、トゥトゥートゥ」
とモールス信号のような音がして、上部のライトが点滅するんです。なにこれ、最高(笑)。気分上がります。
次に、上に3秒長押しでペアリングを開始。さくっとスマホと接続完了。
右部分は中央を押すと再生と一時停止で、外側を左に回すと曲戻し、右に回すと曲送りになっています。
そして左についているのがボリュームダイヤル。
金属にローレット加工を施してあり、回すとチッチッチッと軽いクリック感がある。こういう小さいこだわりもイイ! 右に回すとボリュームアップで左がボリュームダウンという設定は最初ちょっと戸惑いましたが(個人的な感覚は逆だった)、そんなことはどうでもいいぐらい質感が抜群。操作感は軽いけど、どこかフィルムカメラのダイヤルのような雰囲気があり、用もなくチッチッと回したくなります。
上部には、先ほど電源を入れる時に点滅したライトが付いています。再生/一時停止ボタンを長押しすると白色で点灯するんですが、ボタンで強弱点滅と3モードに切り替え可。いろいろ凝ってます。
そして右側面のカバーを開けると充電用のmicroUSB端子が。
ここはできればUSB Type-Cにしてほしかったかも…。でもUSB Type-A - microUSBのケーブルが付属しているのでmicroUSBケーブル持ってない人も安心です。
では、音楽を流してみましょう。小さいので音はさほど期待していなかったのですが、想像以上に高音質。出力5Wは他社の小型スピーカーと同等ですが、金属ボディだからなのか、かなり響く。
木製テーブルの上で音量を大きくしてみると、テーブルが震えるぐらいです。
底面にはゴム足が付いているんですが、後ろ側はボディが接地するからかもしれません。置いて使うと下に響いて籠もるような音になるのですが、手に持って鳴らしてみると音が広がります。前方だけじゃなく下と左右からも音が出るようなイメージですね。
ただ1点残念だったのが、音量調整の1ノッチの幅が大きいところ。そもそもアウトドアでの使用を想定して作られているからかもしれませんが、静かな家の中で鳴らす時にちょうどいい音量にならない…。こことここの中間ぐらいがいいのに、という絶妙に外される感じになってしまいました。
だったら得意フィールドで使ってみようということで、近所の公園へ。