日本最大、いや世界最大のロードスターの祭典である軽井沢ミーティングがスタートしたのは、1993年のこと。
23回目を数える今回は、事前申し込みだけで参加台数が1300台をオーバー。会場には約900台分のスペースが用意されていたものの、パー券(=パーキングチケット)はソールドアウト。ガチで盛り上がってました!
最終的な集計では、参加者の総数が2360名、集結したロードスターは1363台だったとか!
そんなこともあり、会場へ近づけば近づくほど、路上の“ロードスター”比率が高くなっていきます。
「お、やっぱり今でもエヌエー(NA型=1989年登場の初代)が多いねぇ」。
「ん? いやいやエヌビー(NB型=1998年登場の2世代目)ばっかり!」。
「どっこい、なんだかんだいってもエヌシー(NC型=2005年登場の3世代目)って人気じゃん!」。
「つーか、もうこんなにエヌディー(ND型=2015年登場の現行モデル)率って高いの!?」。
…結局のところ、ロードスターだらけ。
軽井沢に到着すると“ロードスター渋滞”とはいい過ぎかもしれませんが、まるでパレードのようであります。
なんとか会場へ到着すると、あたり一面、360度、ロードスターだらけ。グッドコンディションを保ったドノーマルモデルから、カスタマイズされた個性的なものまで、色とりどりのロードスターを眺めながら、メインステージへ。
そこで驚かされたのは、ロードスターの開発主査である山本修弘さんをはじめ、マツダから30名以上のスタッフが姿を見せていたこと。中には、完全にプライベートで訪れていた人もいて…。
軽井沢ミーティングは、まさにロードスターオーナーのための、ロードスターオーナーによるファンイベント。運営スタッフたちも、入場するためにチケットを購入する、というピュアスタイル。そのファンイベントにこれだけ大勢のデザイナーやエンジニアが訪れたのですから、いかにロードスターが愛されているのかが分かります。