ざっくり荷物を仕分けられるバックパックで苦手な整理整頓から解放です

■日常でも使いやすいデザイン

日常から旅行まで、考えなくても整理整頓できる「セグ 30 バックパック」ですが、それら機能だけでなく都会的でミニマルなデザインもポイントです。コーディネートしやすいスクエアなフォルムは、白シャツなどのシンプルなファッションにマッチします。

上面には0~4のセグメントではない小ポケットが付いています。手軽にアクセスしやすいので、財布などの使用頻度の高いものを収納しておくのに便利です。

▲マタドール「ラップトップベースレイヤー」(6050円)

そして背中側には、パッド入りのPCスペースを配備。背負った時の右側からアクセス可能で、独立したコンパートメントになっているため、フロントのセグメントなどに干渉せずPCを取り出せます。背中側のパッドはそこまで分厚かったり硬かったりしないので、できればPCはラップトップケースなどに入れて収納するのがいいかも。またここは、A4のクリアファイルなどを入れるスペースとしても使えそうです。

背負った時の左側にはファスナー付きのウォーターボトルポケットを備えています。伸縮性のある素材が使われているためストレスのない出し入れが可能。なんと500mlのペットボトルが2本入りました。

高さの調整が可能なチェストストラップも装備。フィット感を高められます。

太めに設計されたショルダーストラップの内側はメッシュになっているため、蒸れにくい。太めなので安定した背負い心地です。

表地は耐久性と撥水性に優れた“420デニール UTS コーティングナイロン”。突然の雨でも安心して荷物を持ち運べますね。

バッグの上部と下部にハンドルがついているため、車のトランクから出し入れするときも楽チン。ボストンバッグのような感覚で使えます。

背中のパッドは硬すぎない素材なので、半分に畳むこともできます。長期旅行時のサブバッグとして持っていくことを想定しているのかも。

*  *  *

“世界で最も使いやすい携帯可能なアドベンチャーアイテムをデザインする”というコンセプトを掲げるマタドールらしい、珍しい構造の「セグ 30 バックパック」。

先に発売された「セグ 42 バックパック」(2万4200円)のミニマルで都会的なデザインと機能はそのままに、もう少しコンパクトで日常使いや短期旅行に適した大きさにダウンサイズ。整理整頓がしやすいというだけでなく、使う人それぞれのライフスタイルに適応しやすい自由度の高さも特徴です。

フットサルやランニング、キャンプなどのアクティビティをする身としては、整理整頓しなきゃというプレッシャーから解放してくれるだけでなく、日常とアクティビティをひとつのバッグでまかなえるという点も大きな魅力に感じました。

>> Matador

 

<取材・文/宇田川雄一

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。

 

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