■1泊の野営で使って良かったところ
バックパックおろしを兼ねて、1泊のキャンプに持っていき感じたのは、必要な物をしっかりと収納でき、そしてそれを簡単に取り出したり、しまえたりすること。
左右には大きなボトルホルダーを装備し、約1.8Lの大容量のボトルをしまえます。今回、氷入れとして持って行ったペリカンの64ozボトルも難なく入りました。
収納力もさることながら、ミステリーランチの代名詞ともいえる3ジップデザインの便利さも実感。バックパックって、収納力はあっても意外と取り出しにくいものが多いのですが、これは本当に楽です。
3ジップによって、ガバッと全部開けるため、入れやすいのはもちろんのこと、出しやすいのが嬉しいポイント。
写真ではオレンジのポーチを取り出そうとしているのですが、上の荷物を出さずに下の荷物を取り出すことが可能なのです。
上のものだけにアクセスした場合は、上のジッパーだけ開ければいいし、逆に上蓋は閉めて、真ん中のジッパーだけ開けることも可能です。
この機能によって、バックパックを立たせたまま、中の収納物にアクセスが簡単にできます。どうしても散らかりやすい、キャンプでの道具の出し入れに最適でした。
■今回持って行った野営装備
今回は以前使っていた30Lのバックパックよりも大きくなっているので、荷物を特別減らしたりしてないのですが、以下のギアを収納できました。
左上から
・キャンティーンセット
・ガソリンバーナー
・飯盒
・トイレットペーパー・ティッシュ
・ノコギリ
・ナイフ大小
・スキットル
・食材を入れるソフトクーラー(350mlを6缶収納できるものと、350mlを3缶収納できるもの2つ)
・グリーンポーチ:着火道具一式
・オレンジポーチ:ファーストエイドキット
・撮影用のバッテリーやコード等電子機器
・レインウエア
・タオル
・ペリカンボトル64oz
・ロープ
・グローブ
・寝袋(写真には写ってません)
・エアマット(写真には写ってません)
外付けにしたもの
・軍幕
・サーマレストのマット
・グラウンドシート
ミステリーランチの「ピントラー」では、十分にキャンプできる、これだけのギアが運べます。軍幕の代わりにタープにして、グラウンドシートをコンパクトなものにすれば、外付けしなくても可能です。また、コンパクトな2人用の山岳テントは、自宅で試した限り中に収納できました。
さらにこのバックパックで安心できるのは、オーバーロードフューチャー機能で荷物が増えても、快適に背負えるところ。運搬性能が高く、動きに柔軟に対応するフレームシステム“ガイドライトMT”により、体に近い部分に重いものを持ってくれば、量が増えても安定して背負えます。
それぞれのアクティビティに対して、ベストなサイズのバックパックはあります。しかし、全部のアクティビティに必要なサイズのバックパックをすべて所有していたら、大変なことになってしまいます。
アイディア次第でいろいろ使えるミステリーランチ「ピントラー」。しばらくはこれを背負って、さまざまなアウトドアアクティビティに出掛けたいと思います!
>> 連載 [不自由を自由にする野営スタイル]
(文・写真/RYU)
RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」
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