■しっかりと使える収納力
サコッシュよりも大きく、メッセンジャーよりも小さい。想定していたサイズ感に近いだけでなく、実際に収納力も優れています。
メインポケットにはカメラ本体、レンズだけでなくスプレー類を入れてもまだ余裕があります。背面にはパッドが入っているためガジェット類も安心して入れられます。
メインポケットの前面側にはメッシュポケットがふたつ付いています。紛失しやすい小物を収納しておくのにぴったり。
メインポケットはダブルジップになっているため、どちらの肩から斜めがけしても開閉しやすい。フタがかぶるように設計されているため、雨が降ってきても浸水しにくいのもポイントです。
ふたつあるフロントポケットはサッと出し入れしたい小物を入れておくのにぴったり。この日は、メガネとモバイルバッテリー、ケーブルを入れました。見た目以上の収納力があるんですよ。
ストラップにはDリングアジャスターが付いていて、ストラップを引っ張るだけで簡単に長さ調節ができます。だから、サッと伸ばしてラクラク着脱。ちなみにこのショルダーストラップ、なんとシートベルト素材なんです。体に馴染むわけだ。
今っぽく前持ちでもいいのですが、バックパックでお馴染みのジャンスポーツ。やっぱり背面に背負った時でもしっくりきます。
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ジャンスポーツというとコスパの良さから学生が持つバッグとしても親しまれていますが、90年代を過ごした身としては懐かしさもあり馴染みもあり、なぜだか惹かれる魅力があります。
ストリートな雰囲気もありますが、大人ならではの上品なスタイリングと合わせれば、スニーカーのようなちょうどいい感じの外し具合になるのも好きな理由です。
実物を手にした時に、その薄さに「レンズ入らなそう…」と思ったのですが、実際に入れてみると見た目以上の収納力があり余裕でした。休日のお出かけやカフェで息抜きする時だけでなく、キャンプでアウターの上から身につけるバッグとしても使ってみようかなと思ったりしています。
>> ジャンスポーツ
<取材・文/宇田川雄一>
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
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