ビクトリノックスの名作時計「I.N.O.X.」を自分好みの“釣り仕様”で作ってみた

■1万5000通り以上の組み合わせはコンセプトが大事!

▲ビクトリノックス銀座店

それぞれのライフスタイルに合わせて腕時計をパーソナライズできる「MY I.N.O.X.」という今回のサービスは、サイトではなく実際に店舗でのみ体験可能。さっそく、おしゃれな店内に入るとブースが目に飛び込んできました。

テーブルに置かれているのは「I.N.O.X.」のパーツ群。カラフルかつ多彩なダイヤルにバンドがたくさん並んでいます。これは胸がときめく。と、ここで応対してくれたのが、ビクトリノックス・ジャパンのリテール シニアスーパーバイザーの中田顕次さん。各店舗を統括するマネージャー的な立場であり、今回の「MY I.N.O.X.」についても指揮を執っているそうです。

▲リテール シニアスーパーバイザーの中田顕次さん

編集「どうも~。時計を作りにきました。すごく種類があって楽しそうですね。組み合わせは全部で1万5000通り以上と聞いたんですが」

中田「こんにちは。ぜひ楽しんでいってください。ケースの素材は3種類。文字盤は7色、ストラップは15種類、ケースに装着するバンパーは7色から選ぶことができます。さらにマルチツール『スパルタン』もセットになっていて、こちらも7色を用意しています」

編集「め、めちゃくちゃ豪華ですね…。そのターンテーブルみたいなやつで組み合わせを選ぶんですか?」

中田「その通りです。これを回すとケース、ダイヤル、ストラップを自由に組み換えられます。今回はどんな時計を作られる予定ですか?」

▲とりあえず回してみる…、だけでも楽しい(笑)

編集「ビクトリノックスのI.N.O.X.といえば高い堅牢性が有名ですよね。130の過酷なテストをクリアした時計でしたっけ」

中田「そうです! 10メートルの高さから落下させたり砂嵐にさらしたり、あるいは酸への耐性を試したり洗濯機に入れたり……。また、-51℃から71℃までの過酷な温度にも、12Gまでの遠心力にも耐えます」

編集「やり過ぎじゃないですか?(笑) とはいえ、これほど頼もしい腕時計ですから、個人的にはアクティビティにぴったりだと思うんですよね。最近はキャンプや釣りにハマっているので、そういうコンセプトで作ってみようかと思います」

中田「承知しました。では考えていきましょう!」

【次ページ】カーキカラーをベースに考えようとしたところ…

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