Soup Stock Tokyoのカレーをご存知だろうか? 小麦粉由来のルーは極力使わずに、カレー粉と本格スパイス、チャツネや飴色にソテーした玉ねぎなどで手間ひまかけて作られるSoup Stock Tokyoのカレーは、「これってファストフード?」と思えるほどの本格派ぞろい。開発チームが実際に訪れたインドやスリランカ、ベトナム、タイなど、旅先で出会った地元の伝統的なレシピがベースになっているものも多いのだ。
厳選素材をふんだんに使い、うわさによると時には原価率を無視しながら完成するオリジナルカレーは、「7種の野菜のラタトゥイユカレー」「ゴーヤと豚肉の沖縄風カレー」など、他のカレー専門店では出会えないユニークなアレンジも特徴的。丁寧な下ごしらえや手をかけたレシピがおのずとファンの心を掴み、いまや週替わりのメニューに必ず1種類はラインナップされる人気メニューのひとつである。
スープ専門店ゆえのアイデア満載!幻のカレーメニューが一挙復活
そのSoup Stock Tokyoのカレーメニューが、今年ついに30種以上をカウント。カレーのおいしい季節が到来するこの時期にあわせて、今までお目見えしなかった幻のカレーメニューや、新メニューを一挙登場させる1日を開催しよう!と企画されたのが、先述の「スープのない1日」ということなのだ。
日程は今週金曜日(6月10日)1日限り。この日は、全国のSoup Stock TokyoがCurry Stock Tokyoと化し、店頭ではカレー(8~10種類)とカレーにまつわるサイドメニューのみがラインナップされる。
また、6月13日からは3週間ごとにカレーの新メニューを投入。開催期間中はご飯(カレーに相性のよい十穀ごはん)をはじめ、数量限定のナン、カレーと相性のよいオリジナルビール、4種のラッシーもラインナップ。Soup Stock Tokyo全店にてカレーを毎週3種類、週替わりで計18種類のカレーを販売するという、まさにSoup Stock Tokyoがカレー色に染まるユニークなキャンペーンが実施される。
加えてカレー好きへの朗報は、6月10日を含む開催期間中は期間限定で、通常のセットに180円でプラスできる「ちいさなカレー」も登場。同時に何種類かを頼めば、南インド料理の「ミールズ」(何種類ものカレーをひとつのプレートに盛り合わせたカレーメニュー)のように、本場スタイルの“カレーの食べ合わせ”も楽しむことができるのだ。
マニアにおいては、この期間中に初登場する5種類の新メニューはぜひおさえたいところ。店頭では開催期間中のカレーの販売スケジュールがひと目でわかるカレンダー付のポイントカードも配布されているので、ぜひともお目当てのカレーをお見逃しなく!
Soup Stock Tokyo全店(「家で食べるスープストックトーキョー」「also Soup Stock Tokyo」「おおきなSoup Stock Tokyo」を除く)
開催期間:2016年6月13日(月)~7月22日(金)
販売価格:単品800円~、カレーとスープのセット 1200円〜
販売メニュー:カレー18種類
http://www.soup-stock-tokyo.com/campaign/currystocktokyo2016.php
(文/松浦 明)
英国・ロンドン「Sotheby's Institute of Art」で西洋美術史を学び、帰国後は美術図録の編集に携わる。ギャップ出版入社後、ライフスタイルマガジン『gap』や数々の書籍の企画・編集を手がけ2003年に独立。現在は雑誌・ウェブマガジンでの記事執筆、食ブランドや企業のフリーペーパーなどの企画・編集等を手がけている。