おいしいご飯を求めてたどり着いた「ご飯釜」にテンション上がりまくり!

■時間は少々かかるけど、さほど手間はかからず

最大2合までということもあり(2~3合用もあります)、サイズは幅210×奥行き174×高さ195mmと小さめですが、土鍋&ガラスなので重さはずっしり1.9kg。おそらくこの土鍋の厚みがおいしさの秘訣なんだと思えば、ギリギリがんばれる重さです。

フタには蒸気の吹出口が付いています。

説明書を読むと、ここから蒸気が出てピーと鳴ったら火を止めるらしい。わかりやすくていいですね。

ではさっそく、近所のスーパーで買った令和3年産のコシヒカリを炊いていきましょう。

まずは洗米して、水に30分以上浸します。冬は1時間程度と書いてあったので、今回は40分ほど。釜の内側にはちょっと出っ張ったラインが2本あり、下が1合の水の目安、上が2合になります。

浸水が終わったら火を点けます。火加減は中火。底からはみ出ない程度とのこと。強すぎると、釜の内側に米がこびりつく可能性があるとか。

▲これは強すぎ

あとはこのまま放っておくだけ。あ、そうなのね。強くしたり弱くしたりは必要ないそうです。たしかにキャンプでも火加減とか考えたことないかも。

説明書には「ホイッスルが鳴るまで7~10分程度中火にかける」と書いてあるので、笛に呼ばれるまで他のことしてます。

時間を計っていたのですが、11分30秒ぐらいで「ひゅー」という音が。見てみると、フタの真ん中から蒸気が勢いよく吹き出ています。

釜の中は大きな泡がいっぱい。泡の間から米が見えますが、まだ水っぽい。大丈夫なのか?

ここから1分程度経ったら火を止めます。おこげを作りたいなら+3分。今回は始めてなので普通に炊きます。

火を止めたら15分蒸らす。蒸らし大事。

浸水40分+炊飯11分+蒸らし15分で計66分。うーん、炊飯器より時間かかりますね。炊飯器にはない手間を考えると、途中で火にかけて火を止めるという2ステップだけ。これならまぁ許容範囲。火を止めるタイミングも音で教えてくれるので、ベタづきしなくてもいいのは助かります。時間がかかっているのは浸水の部分だから、これもまぁ仕方ない。おいしいご飯が食べられるなら、がんばれる手間ばかりだと判断しました。おいしいならね。

 

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