“ハイブリッドスポーツ オブ ネクストジェネレーション”をキーワードに開発された「プリウス TRD Ver.1」。流体力学を駆使して数値解析されたエアロパーツを全身にまといます。
ダウンフォースを稼ぐためのフロントスポイラー(4万1040円/塗装済み)は、スーパーGTのGT300クラスに出場しているトヨタ「プリウス apr GT」が使っているモノと同意匠。筋金入りなのです! ブラックアウトされた部分に埋め込まれたLEDランプ(3万4560円)がクールですね。
サイドスカート(5万9400円/塗装済み)は、あたかも車高が下がっているかのような視覚的効果を見る人に与えるだけでなく、ボディ下面を流れる空気をサイドに排出することで、リアタイヤの接地性を向上させます。リアバンパースポイラー(4万8600円/塗装済み)は、ボディ下面からの流れを整流し、直進安定性をアップさせます。
そして、約35mm延長したリヤトランクスポイラー(4万1040円/塗装済み)が、さり気なくスペシャル感を演出し、空力性能をバランスさせます。ルーフからスポイラーへ落ちる風で乱気流を作り、あたかも、ボディ後半をオブラートに包んだようにして車体が浮き上がるのを抑えるのだとか。スタビリティ(高速安定性)を高めるため、ルーフラインを後方に延ばしたのと同じ効果を発揮するわけです。
さらに、すり鉢状のディッシュ形状を採る18インチ鍛造アルミホイールが、足元をバッチリ“エアロに”キメてくれます。うーん、このホイールのデザイン、思わず「O.Z.」なんてロゴを入れたくなってしまうのは、ワタシだけでしょうか…!? いや、決してケチを付けているのではなく“うれし懐かし”な気分を抑えきれないだけです。カッコいいですね! 新型プリウスオーナーの方は、ホイールだけ変えてみてもいいのでは? 1台分(ホイール+タイヤ)で33万6960円です。