作りはいたってシンプルで、ふたつのアイアンフレームと天板のみで構成。フレームをクロスさせるように組み上げれば立ち上がります。最初は知恵の輪みたいになってしまい、若干悩みましたが構造を理解すれば2秒で完成します。
カチャカチャと組み上げたら、二股の頂点にある4つの突起に注目。そう、ここに天板をはめ込めば完了となります。
このスピード感、とても助かります。とにかくテント立てて、タープを張って、椅子を組み立て、テーブルをいくつも用意して、下手すりゃキッチンも作って、……疲れるわ!と最近は思うようになり、素早く設置できるのは素敵。さっそくデイキャンプに持っていってみました。
ブーンとクルマを走らせて、見晴らしがよくてのんびりできるスポットへ。何はなくとも、気持ちのいい空気とちょっとした川があればリフレッシュできるわけで、さっそくデイキャンプの準備です。
テーブルとチェアを組み立て、コーヒーの準備。あ~、気持ちいい。平日だったので仕事していると偽って、ひとりワーケーション風にのんびり過ごしてみました。とにかく設営の時間など5分とかかっておらず、手間いらず。
と、ここでファイヤーサイドテーブルは、天板が木製だけでなくオプションでステンレストップ(4950円)もオススメです。
ステンレストップは見た目が美しいのはもちろん、テーブルサイドにシェラカップなどを吊り下げられるようになっており、小物がバラけなくてすみます。なぜだろう、吊り下げるだけで手練感が出るのは……。
でも何よりステンレストップがいいのは、バーナーなどで熱した調理器具をそのまま載せてもOKなところ。木製だと焦げる可能性があるし、飲み物などをこぼすとシミになることも。アウトドアなんてアバウトなので、これくらい頑丈な方が使いやすいと実感。いや~、いいのかなあ、こんなにのんびりしてて(ドキドキ)。
と思っていたらメールが山盛り届いていることに気がつき、慌ててノートPCを準備。仕方ないので、ちょっと仕事するか。まあでもポカポカ陽気と秋の適度に涼しい風を受けながらだと作業がはかどってしょうがない。ノンストレスでパチパチとキーボードを打って帰路につきます。
■家の中でもめっちゃ使える高いポテンシャル
さて、帰宅したらテーブルをそのまま自室にイン。今度はガジェット置き場として活用します。ファイヤーサイドテーブルは足の接点が少ないので、サッとペーパー等で拭けば家の中でもすぐ使えます。このサイズ感が絶妙だなと。
最近はスピーカーとポータブル電源をメインに、ガジェット充電ステーションとして使っていますが、これまた収まりがいい。インドア用のテーブルとしても十分使えるデザイン性ですね。というわけで、リビングにも置いてみたところ……。
うん、やっぱりソファの横に置いても絵になる。欲を言えば、足がもう少しコンパクトになって、完全にロックできるともっと運びやすくなるんですが、現状でも十分満足しています。もし一人暮らしだったら、これひとつでテーブルは事足りるだろうなあと思いました。さて、今度は本格キャンプでも使ってみるか。
>> Hang Out
<文/三宅隆(&GP)>
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