【アウトドア銘品図鑑】
厳冬期のキャンプでは焚き火がマストですが、少しでも湿っている薪はサイトが煙に包まれて大変です。それに気温が低いと薪が安定するまでに時間がかかり、その間にも体が冷えてしまいます。
「ファイアグリル」や「薪グリル」、「ネイチャーストーブ」といった大人気焚き火台がラインナップしていて、長年キャンパーの心と体をあたためてきたユニフレームですが、今年登場した「UFペレットストーブ」(4万9900円)は“これぞ冬キャンプの本命”と話題になっています。
ユニフレームを擁する「新越ワークス」は2004年、木質ペレットに注目した、さいかい産業(現・新越ワークスワークス エネルギー事業部)を設立。2006年に世界初の持ち運びできるペレットグリルヒーター「きりんくん」を発表したという歴史があります。
今でこそホームセンターでもペレットが手に入りますが、当時はまだまだ手に入れづらく、また今ほど冬に出かけるキャンパーもおらず、残念ながら定着しませんでした。
しかし冬でもキャンプをする人が格段に増えた2021年、ユニフレームが市場に投入した「UFペレットストーブ」は、「きりんくん」よりも煙突がのびて、継ぎ足しなしの燃焼時間も倍になって、より実用的になっています。
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